概要
結婚への障害を取り除くために
いよいよクーガーとの結婚に覚悟を決めたスイーレ。
しかし、そのためには果たしておかねばならない事があった。
王太子フォルティスコルデが未だ結婚もせず、後継ぎもいない状態では、クーガーとの間に子供が生まれてもややこしいことになるのは必定だからだ。
そこで文句をつけに「湖の宮殿」に乗り込み、王妃テクナスアモーラに面会するスイーレ。
王妃はそれに頷きながらも、王太子が妙な事を言い出していると逆に相談されることになり……
しかし、そのためには果たしておかねばならない事があった。
王太子フォルティスコルデが未だ結婚もせず、後継ぎもいない状態では、クーガーとの間に子供が生まれてもややこしいことになるのは必定だからだ。
そこで文句をつけに「湖の宮殿」に乗り込み、王妃テクナスアモーラに面会するスイーレ。
王妃はそれに頷きながらも、王太子が妙な事を言い出していると逆に相談されることになり……
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!伯爵令嬢が王太子あての恋文に隠された思惑を推理する。
中世ヨーロッパ風の異世界を舞台にした推理物シリーズの三作目です。
ヒロインの伯爵令嬢スイーレは婚約者クーガーとの結婚を控えていましたが、そんな矢先に城の催し物で王太子あてに差出人不明の恋文が置かれていたことがわかります。
王太子はその相手のことが気になっている様子ですが、第三者的な立場で置くことができた人間はいないことが判明します。
置いたのは内部の人間なのか、何か思惑があったのか、スイーレは知り合いの推理小説作家や王太子の妹である姫の話を聞きながら推理を展開するのですが……。
主人公は政治的背景や置かれていた状況を基に誰が恋文を残したのかを論理的に限定して聞きます。
説得力のある議論から…続きを読む