概要
少女に恋をしてしまったぬいぐるみの話
どこにでもある量産型テディベアのくまきちは、持ち主のリコちゃんに恋をしていた。
七歳の時に出会ったリコちゃんも今年から高校生。勉強に友達に、リコちゃんは振り回されていて、くまきちに構う時間は減ったけど、たまに、くまきちに一日の出来事を告白してくれる。
五月。リコちゃんはくまきちをベッドにある枕の上に置き、向き合うように座った。久しぶりに話が聞けると、くまきちは内心で舞い上がっていた。しかし、カイくんという男の存在を知り、くまきちはもやもやする。
それから、カイくんがリコちゃんの気になっている人ということを知り、カイくんもリコちゃんを好きということを察して、量産型テディベア故に叶わぬ恋に、くまきちは次第に心を閉ざしていく。
リコちゃんは辛い時、くまきちではなくカイくんに話すようになっていった。
七歳の時に出会ったリコちゃんも今年から高校生。勉強に友達に、リコちゃんは振り回されていて、くまきちに構う時間は減ったけど、たまに、くまきちに一日の出来事を告白してくれる。
五月。リコちゃんはくまきちをベッドにある枕の上に置き、向き合うように座った。久しぶりに話が聞けると、くまきちは内心で舞い上がっていた。しかし、カイくんという男の存在を知り、くまきちはもやもやする。
それから、カイくんがリコちゃんの気になっている人ということを知り、カイくんもリコちゃんを好きということを察して、量産型テディベア故に叶わぬ恋に、くまきちは次第に心を閉ざしていく。
リコちゃんは辛い時、くまきちではなくカイくんに話すようになっていった。