彼女へのわたしの焦燥

更新が止まってしまって申し訳ありません。


うなされていました。

長い長い夢を見ていたのです。


竹本ミヨコが、わたしに声をかけます。

「トヨミ」


わたしも返します。

「……か…さん」


自分の声は、あまり聞こえませんでした。


わたしはなんと言ったのか、思い出せません。



周りには生首がやまづみになっていました。

何故か全く怖くありませんでした。


「トヨミだと思っても、みんなみんな違うの」


彼女は儚げに言います。


彼女の顔が見えて、安心しました。

理由はわかりません。

ですが、安心したのです。


竹本ミヨコの顔をはっきり見るのは、はじめてでした。

長い髪の毛を前にかけていたので。


大変美しかったです。

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【950PV感謝】竹本ミヨコを探しています。 猫井はなマル @nekoihanamaru

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