概要
時の流れは変えられない。それでもきみと、ずっと一緒にいたい。
タケオとユヅルは、十の年の差がある同性カップルだ。ふたりの出逢いは、二年前の七夕。久しぶりに定時退社をしたタケオが、偶然通りがかった公園でユヅルを見つけたところから始まる。雨降る中、タケオはひとつ星を見つけたようにユヅルに強く惹きつけられて、いつしかふたりは同じ朝を迎える関係になっていた。
一日一日、小さな幸せを積み重ねるタケオとユヅル。
タケオは不器用ながらも、無邪気で愛くるしいユヅルとずっと一緒にいたいと切に願っている。でも、ふたりの間には決して埋めることのできない『時の差』があって。タケオは、ユヅルを置いて先に老いていく自分に不安を抱えていた。
でも――、
「タケさんは、大丈夫だよ」
ユヅル、きみがそう言ったから。
親子でもない夫婦でもない、歩幅の違うふたりが見つけた愛の形
一日一日、小さな幸せを積み重ねるタケオとユヅル。
タケオは不器用ながらも、無邪気で愛くるしいユヅルとずっと一緒にいたいと切に願っている。でも、ふたりの間には決して埋めることのできない『時の差』があって。タケオは、ユヅルを置いて先に老いていく自分に不安を抱えていた。
でも――、
「タケさんは、大丈夫だよ」
ユヅル、きみがそう言ったから。
親子でもない夫婦でもない、歩幅の違うふたりが見つけた愛の形
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