十年後に、ポトスの花が見られるといいな……。

明千香

第1話 新しくエッセイを始めます

 


 先月の9月に、ひっそりとカクヨム歴6年を迎えました。

 私の座右の銘は『石の上にも6年』なので、「挫けずに、よくぞ頑張った!」という思いしかありません。


 作品のほうも、この6年で、80万字の中華風ファンタジー3部作を完成させました。この作品を完成させることで、この年齢になるまで(72歳)ずっと私を苦しめてきた『モテたい』と『放浪したい』という2つの妄想癖に、「引導を渡してやったぞ!」と、すっきりした気分です。


 そして、3部作を完結させて目標を見失っていたときに、また次の『石の上にも6年』の新しい目標を見つけました。


 3部作に登場する人物一人一人に絞って、10万字を少し超えるくらいのサイドストーリーを連作しようというものです。そしてそして、完成させたものを、校正しなおしきちんと紙に印刷して、『日本ファンタジーノベル大賞』に毎年応募しようと思います。



 実をいうと、最近、体のほうもですが、頭のほうにもかなりな老害が発生しております。語彙が出てこなくなりました。自慢ではないですが、歩く図書館を自認するくらい、私の頭の中には語彙が詰まっていたのですが。


 先日、サラダにかける『ドレッシング』という言葉がどうしても思い出せなくて、ほんと、困りました。


 それから、これも先日、眼科に行ったとき、「乱視」という言葉が出て来なくて、ずっと「ものが二重に見える」で押し通しました。なんと白内障のせいだったのですが、「手術しますか?」という医師の言葉よりも、「乱視」という言葉を思い出すことができなかったほうが、私的にはショックで……。


 そして当然ながら、語彙も出て来なくなりましたが、新しい物語を思いつく想像力も枯竭し始めております。しかしこれは語彙が思い出せないことと違って、日常生活の中で妄想に走るということがなくなり、老人の精神状態にはいいです。(笑)



 ……ということで、まとまりのないことをつらつらと書いてしまいましたが、新しいエッセイを始めます。


 キャッチコピーなどの表紙のほうは、少しずつ作っていく予定です。

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十年後に、ポトスの花が見られるといいな……。 明千香 @iyo-kan

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