概要
30年の月日を経て、荘興は中華大陸をさまよう不老不死の少女と出会った
ようこそ、明千香ワールドへ!
30歳以上の人生経験豊かな大人の女性が読んで愉しめる中華風味つけのエンタメ小説を目指しています。いい男たちといい女たちの描写に自信あり!
あらすじ
荘興は若いころに、中華大陸を彷徨う白い髪の少女の噂を、旅の僧より聞かされる。その日から彼は少女に逢うために口入れ屋として働き始める。その家業は30年の月日を経て手下3千人を抱える任侠集団となり、その頭となった彼は宗主と呼ばれる立場になった。そして50歳になったある日、ついに荘興は不老不死の白い髪の少女と出会う。言葉が喋れず記憶も長く保てない少女は、どうやら天界より追放された神であるらしい。その日より、荘興と彼の手下の強者(つわもの)たちは、天上界の神々が関わる不思議な出来事に遭遇する。
30歳以上の人生経験豊かな大人の女性が読んで愉しめる中華風味つけのエンタメ小説を目指しています。いい男たちといい女たちの描写に自信あり!
あらすじ
荘興は若いころに、中華大陸を彷徨う白い髪の少女の噂を、旅の僧より聞かされる。その日から彼は少女に逢うために口入れ屋として働き始める。その家業は30年の月日を経て手下3千人を抱える任侠集団となり、その頭となった彼は宗主と呼ばれる立場になった。そして50歳になったある日、ついに荘興は不老不死の白い髪の少女と出会う。言葉が喋れず記憶も長く保てない少女は、どうやら天界より追放された神であるらしい。その日より、荘興と彼の手下の強者(つわもの)たちは、天上界の神々が関わる不思議な出来事に遭遇する。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!時の流れ、人の生き様に魅せられる中華ファンタジー
三十年という歳月。それが、荘興が白髪の少女を探し出す事に使った時間だ。
荘興は若かりし頃に出会った僧侶の言葉を信じて、白髪の少女を探し続け――そして、三十年の時を経て白髪の少女は荘興の前に現れる。
その執念たるや凄まじいもので、荘興は少女を探し出す為に人生を賭けたと言っても過言ではないだろうか。情報を探し出すために、組織を抱え、気づけは三千人を超える任侠集団の頭にまで上り詰めたのだ。
白髪の少女――白麗と荘興。
物語の中心でもある白麗は、話ができない。思惑を語らないどころか、記憶が続かない。荘興が三十年探し続けた少女は何を思い、荘興となぜ出会ったのか。
人との巡り合い、思い、思惑、対立。…続きを読む - ★★★ Excellent!!!宮廷でも武侠でもない!市井の人や神を描く地に足の着いた中華ファンタジー
天界から中華大陸へ落ちた白い髪の美しい少女がいる。そんな噂に魅了された任侠集団の宗主である荘興は、少女を長年探しつづけました。そして、念願かなって噂の少女である白麗に会うことに成功。
荘興は白麗の衣食住の面倒を見ることになるのですが……
日本で中華ファンタジーといえば、宮廷もの(たまに武侠)を思い浮かべる人が多いかと思います。
なのですが、なんと本作に登場するのは中華風の世界で暮らす一般の人々!
めちゃくちゃレアな設定なんです。
中国の古い時代、一般の人がどんな暮らしをしてたかとか想像できなくないですか?
本作には、こういう日本の中華ファンタジーではあまり見かけないシチュエーションが満載。…続きを読む