概要
あなたは私の魂の片割れであり花嫁です、愛しい人
暁尚里(あかつきなおり)は赤貧ながらバイト先の黒崎(くろさき)の元で細々と働いている。
貧乏一直線な尚理は厚い情で雇ってくれている黒崎に恩を感じて感謝していた。
薄気味悪いストーカーに嫌がらせを受けたりはしつつも何とかやっていたけれど、黒崎が老いる前に世界を周りたいと店を畳んでしまうことを告げられる。
次の当てなどない尚理だけれど、黒崎にはどうにかすると強がっていた。
黒崎はアルバナハルという、マナという世界人口の六割が使えるといわれる自然を操る超常能力者を多く輩出している南国の島に憧れていた。
その影響で、尚理も黒崎に教わってアルバナハル語を話せるようになっている。
ある日お使いを頼まれた本屋で、アルバナハルの軍事総司令官の地位にいるというルキアージュに出会い、「見つけた」と傅かれた。
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