概要
じゃじゃ馬姫とヘタレ従者『龍の花嫁』を巡る中華譚!
柳華国の後宮には、変わり者の主従がいる。
「名乗るほどの者じゃないわよ。私は通りすがりの正義の味か……」
「ここにおわしますは柳華国先帝陛下が第二十五公主にして今上帝陛下が妹君、凜華様であらせられる。控えおろぅっ!!」
「〜〜〜っ!! なんっっでそんなに簡単にこっちの素性を暴露すんのよぉっっっ!!」
はねっ返りの貧乏公主・凜華の日課は、……悪党退治!?
憧れの『白銀の君』に恥じぬ自分であれるよう、そして『清く正しく美しく』生活費を稼ぐため、下男姿に身をやつし、頼りない従者・青燕を引き連れ、今日も都を駆け回る!
しかしある日捕らえた賊が取り調べで口にした『龍の花嫁』という言葉から、凜華は龍を巡る事件に巻き込まれていき……
じゃじゃ馬姫(まだ見ぬ後見人に心ときめかす乙女)×ヘ
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- ★★★ Excellent!!!超☆痛快!! 貧乏公主×ドジ従者の正義の味方!
「二人じゃないわ。一人よ。だって青燕、荒事はからっきしなんだから。――だから私が一人でやるって言ってるのよっ!!」
悪は見逃さない貧乏公主・凛華。
ドジっぽいけど、なんか腹に一物(というか大きな秘密?)がありそうな青燕。
「私がいる限り、悪は必ず滅ぼされるのよっ!!」
……しかし今日も今日とて、侍女の香月(軍部にいたころは敵味方ともに恐れられた武人)に怒られるのでした。
それでも自分を援助してくれる憧れの君・『白銀の君』に胸を張れるよう、凛華は『清く正しく美しい金稼ぎ=悪党退治』を突き進む!
そんな中、お仕事を斡旋してくれる(?)警邏所の義了から、『龍の花嫁』の話を聞き…
まだまだ…続きを読む