概要
ヒーローは悪の組織幹部の手を取る。正義から逃げるために。
悪の組織から世界を守る、そんなヒーローの家系に生まれた正。生き別れの兄を探しながら明くる日も悪と戦い続ける正は、家のしきたりである自己犠牲の精神や人々からのプレッシャーに辟易していた。
「お前さ、敵とか悪とか言って殺しまくって、何が正義のヒーローなんだ?教えてくれよ」
とある日、正は敵組織の幹部、阿久埜にそう嘲笑われる。
それは、記憶にある兄が叫んでいたセリフだった。動揺した正は、みすみす彼を逃がしてしまうが…
思ってたのと違う悪の組織にだんだん心を許しちゃうヒーローのお話。
「お前さ、敵とか悪とか言って殺しまくって、何が正義のヒーローなんだ?教えてくれよ」
とある日、正は敵組織の幹部、阿久埜にそう嘲笑われる。
それは、記憶にある兄が叫んでいたセリフだった。動揺した正は、みすみす彼を逃がしてしまうが…
思ってたのと違う悪の組織にだんだん心を許しちゃうヒーローのお話。
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