概要
必死に頑張る姿は、それだけで尊い
悪魔の呪いを受けた王妃から生まれた結果、その身に異形の力を宿してしまった第三王女レトメア・デア・ムーンライト。
誰からも愛されないまま、定期的に襲い来る吸血衝動に苦しみ続けた末……彼女の力を警戒した人々によって、十六歳になったレトメアは討伐されることになる。
しかも、その討伐隊を率いていたのは、実の母親で……剣を向けられたショックから、レトメアは母親を殺してしまう。
「お前がどんな存在だろうと、私はお前を愛している」
死の間際に初めて聞かされた母の本音に慟哭する隙を突いて、近衛兵達に滅多刺しにされ命を落としたレトメアは……気付けば、まだ幼い六歳の頃の自分に戻っていた。
「今度は間違えない……お母様から、生きてあの言葉を聞くために。この王宮で堂々と生きられる、立派な王女になってやる……
誰からも愛されないまま、定期的に襲い来る吸血衝動に苦しみ続けた末……彼女の力を警戒した人々によって、十六歳になったレトメアは討伐されることになる。
しかも、その討伐隊を率いていたのは、実の母親で……剣を向けられたショックから、レトメアは母親を殺してしまう。
「お前がどんな存在だろうと、私はお前を愛している」
死の間際に初めて聞かされた母の本音に慟哭する隙を突いて、近衛兵達に滅多刺しにされ命を落としたレトメアは……気付けば、まだ幼い六歳の頃の自分に戻っていた。
「今度は間違えない……お母様から、生きてあの言葉を聞くために。この王宮で堂々と生きられる、立派な王女になってやる……
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