概要
カクヨムコン9ファンタジー部門大賞&CW賞受賞!
「お前を今日限りでこのパーティから追放する!」
突然そんな言葉が向けられたのは、幼馴染で親友のロロ。
突然の暴挙に反対するも、強硬な姿勢を崩さないリーダーのアルバートに嫌気がさしたユルグは、追放された親友ロロと共に国選パーティ『シルハスタ』を抜けることに決めた。
これまで一緒にやってきた仲間を理由もなくで放逐するパーティなど、国選だろうがこちらから願い下げだと告げ、ユルグはロロと共に東の辺境にある故郷マルハスへと帰還する。
そんな騒動の数日後、ユルグ達を追って冒険都市を旅立つ少女がいた。
『シルハスタ』を国選パーティへと押し上げた理由の一つ、〝聖女〟フィミアである。
当然、『シルハスタ』は、そして彼女に恋心を寄せるアルバートは大きく混乱する。
役立たずを一人切ったことで、主要メ
突然そんな言葉が向けられたのは、幼馴染で親友のロロ。
突然の暴挙に反対するも、強硬な姿勢を崩さないリーダーのアルバートに嫌気がさしたユルグは、追放された親友ロロと共に国選パーティ『シルハスタ』を抜けることに決めた。
これまで一緒にやってきた仲間を理由もなくで放逐するパーティなど、国選だろうがこちらから願い下げだと告げ、ユルグはロロと共に東の辺境にある故郷マルハスへと帰還する。
そんな騒動の数日後、ユルグ達を追って冒険都市を旅立つ少女がいた。
『シルハスタ』を国選パーティへと押し上げた理由の一つ、〝聖女〟フィミアである。
当然、『シルハスタ』は、そして彼女に恋心を寄せるアルバートは大きく混乱する。
役立たずを一人切ったことで、主要メ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!カクヨムコン9ファンタジー部門大賞&CW賞受賞に文句なし!
カクヨムコン受賞作品を読んでおこうかと、軽い気持ちで「あとで読む」にストックして、読んでて、おもしろいなと思っているなか、偶然、あらすじで「カクヨムコン9ファンタジー部門大賞&CW賞受賞作品」であることを知りました。
話の展開も勿論ですが、キャラクター造形が素晴らしく、嫌いなキャラクターがいないです。
荒くれ者ファイター、イケメン魔術師、聖女さま、陰険眼鏡参謀と、所謂「よくあるキャラクターたち」しかでてこないのに、よくありそうを上回る魅力的な個性の描写、エピソードが素敵だと思います。
中でも、主人公・ユルグの自意識と、他のキャラクターからの評価、また、読者である私からの評価のギャップで、…続きを読む