カクヨムコン9ファンタジー部門大賞&CW賞受賞に文句なし!

カクヨムコン受賞作品を読んでおこうかと、軽い気持ちで「あとで読む」にストックして、読んでて、おもしろいなと思っているなか、偶然、あらすじで「カクヨムコン9ファンタジー部門大賞&CW賞受賞作品」であることを知りました。

話の展開も勿論ですが、キャラクター造形が素晴らしく、嫌いなキャラクターがいないです。
荒くれ者ファイター、イケメン魔術師、聖女さま、陰険眼鏡参謀と、所謂「よくあるキャラクターたち」しかでてこないのに、よくありそうを上回る魅力的な個性の描写、エピソードが素敵だと思います。

中でも、主人公・ユルグの自意識と、他のキャラクターからの評価、また、読者である私からの評価のギャップで、彼の好人物感を引き立たせるテクニックが見事だと思います。

Web小説として埋もれさせておくには勿体ない作品だと思いますので、「カクヨムコン9ファンタジー部門大賞&CW賞受賞」で当然な作品だと思いました。

通常私は、最新話まで読んでからレビューを書くのですが、本作に関しては本当におもしろいので、まだ途中なのですが、今後も引き続き読みたいし、おすすめしたい気持ちが勝ったので、今書きました。

おもしろいお話をありがとうございます。
表現力が群を抜いている作品で、5話読んだら次のストックを読んでいく私ルールなんですが、うっかり読みすぎてしまうレベルのおもしろさです。

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