概要
最弱なのに最強と勘違いされている聖女(?)が口八丁だけで頑張る話
最強の悪魔祓いである『聖女』の娘として生まれたメリル・クラインは、幼少期から「聖女の後継者」「次代の世界最強」として持て囃されてきた
そんなチヤホヤ環境で育ち、傲慢かつ自惚れきった性格に育ったメリルだが、初任務で人喰いの悪魔と対峙した際に「私って何の力もないのでは?」と自覚する
悪魔と睨み合う絶望的な状況の中、悪魔が発した「我は誰も殺していない」という言葉にメリルは活路を見出す
「――ならば、私があなたの無実を証明してみせましょう!」
悪魔が罪を犯していないなら、戦う理由はなくなる。
ただ戦うのを先延ばしにするためだけの方便だったが、この苦し紛れの一言がメリルの運命を大きく変えていくことになる
そんなチヤホヤ環境で育ち、傲慢かつ自惚れきった性格に育ったメリルだが、初任務で人喰いの悪魔と対峙した際に「私って何の力もないのでは?」と自覚する
悪魔と睨み合う絶望的な状況の中、悪魔が発した「我は誰も殺していない」という言葉にメリルは活路を見出す
「――ならば、私があなたの無実を証明してみせましょう!」
悪魔が罪を犯していないなら、戦う理由はなくなる。
ただ戦うのを先延ばしにするためだけの方便だったが、この苦し紛れの一言がメリルの運命を大きく変えていくことになる
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!5回読み返したけどまだ読みたい!
と、タイトルに書かせて頂くほど、目茶苦茶どハマリしてます。
新エピソードが待ち遠しい余り、発表されるまで全話、ずっと読み返してるので「峠の白狼」編とかやり取り暗記しちゃったくらいです(汗)
新作のお知らせを確認したときが、今の私の日々で1番テンション上がるときです!
この作品の魅力はいくつもありますが、全部書くときり無いので、代表的な物を下記にて。
1・主人公のキャラクター
主人公のメリル・クラインちゃん、とにかく腹黒いです。
自分さえ良ければいい。周りを基本見下してる。
いかに楽して生きていけるか。
……活字にすると主人公とは思えませんが、これがとっても魅力的!
全く嫌味にもましてや…続きを読む - ★★★ Excellent!!!腹黒聖女は嘘とハッタリで自分の無力をごまかす
世界最強の聖女を母に持ち、『聖女をも超える聖女』としてチヤホヤされ続けてきたメリル・クライン。14歳の誕生日に初めての悪魔祓いに出向いた彼女は、そこである重大な真実に直面する。彼女には母のような悪魔と戦う力が存在しなかったのだ!
目の前には自分を睨みつける悪魔、後ろには期待の目でメリルを見る同行者たち……この絶望的な状況で彼女は起死回生のアイデアを思いつく。口八丁で目の前の悪魔の無実を証明できれば、戦闘を回避できる!
表向きは綺麗ごとを並べながら、腹の中では自己保身しか考えてないメリルのキャラがとても良い。結界で悪魔を閉じ込めたフリをしつつ「ハリボテの結界が破れてこの悪魔が新たな被…続きを読む