概要
「ガヴィって、なんで侯爵やってるの?」
ガヴィやゼファーと共に王都で生活する事になった半獣の少女イル。
相変わらず口の悪いガヴィとは毎日喧嘩ばかりだが、王子やゼファーに支えられそれなりに充実した日々を送っていた。
ある日イルはガヴィと喧嘩したお詫びに街へ一緒に出かけることになり…
半獣の少女と赤毛の剣士の、幸せを見つけるまでの物語。
※縦読み・文字サイズ大推奨(単純に筆者の好みですので無視可でございます)
※たまに日本のことわざ等が文中に出てくることがございます。「異世界に日本のことわざがあるか?」とのツッコミはせずに(笑)こちらの世界で似たような言葉があるんだなと変換して生暖かい目で読んで下さい(笑)
↓ここに至るまでの物語。
アルカーナ王国物語〜赤毛の剣士と夜明けの狼〜
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!誰かの『幸福』を思う気持ちにエールを……。パワーアップした第二作!
前作より、パワーアップしてる!
本作を読んで、真っ先にそう思いました。
本作は、「アルカーナ王国物語」の第2作目です。
狼に変身できる天真爛漫な少女:イル。
優しいけどちょっと口が悪い赤毛の剣士:ガヴィ。
前作で、国を揺るがす事件を、力を合わせて乗り越えた二人が、本作でも素敵です!
あいかわらず些細な口げんかをしてる二人の様子がほほえましくて、ほっこりしてしまいました。
しかし、そんな日常が破られたことをきっかけに、二人の関係に変化が訪れてしまい……。
そして、前作では描かれなかったある人物の秘密が明らかに……。
未読の方は、ぜひ、前作からじっくりお楽しみ頂くことをお勧めします。
…続きを読む - ★★★ Excellent!!!アルカーナ王国の優しい由来を知った時、あなたはきっと泣く。
アルカーナ王国物語シリーズの第二段!
イルの成長と恋心の自覚、そして、赤毛の剣士ガヴィの過去が明かされます。
特に、アルカーナ王国の由来を知った時、私は、とても感動しました。
これぞオリジナルの王道ファンタジーです✨
前作もそうでしたが、やはりこちらの筆者様、伏線が非常に巧い。
さらりと何てことはない描写が実は最後のオチに掛かっている、という手腕が本当に見事なのです。
伏線とは、こう書くのかと、大変勉強になる作品です。
どのキャラクターも魅力的なのですが、個人的には、
もう一人の影のヒーロー・ゼファー公爵を推します♡
スパダリとは、こういうキャラクターを言うのでしょう。
ただ、この完璧…続きを読む - ★★★ Excellent!!!夜明けの真実、赤毛の剣士の翳った過去。――そして見つかるしあわせの国。
こちらはアルカーナシリーズ第二章となっています。
ぜひぜひ、第一章からお読みください。
―――――
主人公イルはもちろん、となりに必ずいる赤毛の剣士ガヴィ、ガヴィの友人ゼファー様などなど、ホントに個性豊かなたくさんの人がいて、読むほうも飽きることなく物語が進んでいきますっ!
ワイワイ、ドキドキ……と思ったら、ハラハラしたり。
心理描写に情景描写がとても上手く、みるみる引っ込まれていきます!
そんな描写も、読み手が飽きることない秘密なのかもしれませんねっ。
まだ前作を読んでいない人はぜひぜひ第一章からお読みくださいっ!
絶対面白いですよっ!! - ★★★ Excellent!!!創世記――その裏に隠された真実。彼は、何百年も続いた苦痛から開放された
【完結】アルカーナ王国物語〜赤毛の剣士と夜明けの狼〜
の続きの物語。まずはこの物語を見たあとに読むのをおすすめします。
(これです⇩)
https://kakuyomu.jp/works/16817330667788261359
(アルカーナ王国物語1を読んだ人向けにレビューを書きます。ご了承下さい)
紅の民が、成人の儀式をする際作ると言われている血の剣〔ブラッドソード〕。
それを作ったことがなかったイルは、少なからず心の奥にコンプレックスを抱えていた。
直後、シュトラエル王子と王妃様に魔の手が迫り、イルは無我夢中で前へ飛び出した。
ガヴィが必死で走ってくるのが見えたが、間に合…続きを読む