☆あとがき(ネタバレあり)☆
アルカーナ王国物語2~赤毛の剣士としあわせの国~をご愛読いただき有難うございます。
アルカーナ王国シリーズは1・2・3と分かれていて、一応各本編ごとにエンディングを迎えているのですが、内容的には第一章~三章みたいな空気感になっております(書き出した頃は本当に1止まりだったのですが)
物語を作るきっかけとなった娘が、「つづきー! つづきー!」と言ったがために1では終わらず、続くこととなりました。
2は主役がイルなことには変わりませんが、イルの相棒、ガヴィの事について語られてゆきます。1ではガヴィは腕の立つ剣士であるという事と平民上がりの侯爵なんだよ、という所しか語られていませんでした。
娘向けのお話でしたので、その辺はふわっと(笑)させたままでも良かったのですが、執筆している間も娘はどんどん成長し(小学生の成長って著しいんですよね)理解力も増してきましたので、中学に上がっても「お母さんの話面白い」と言ってもらえるようにもう少し内容を深掘りしようと考えました。
ヒロインがイルで、ヒーローがガヴィなんだから、小学校高学年で恋愛なんて言葉も気になりだした娘は当然のごとく「二人はくっつくんだよね?!」とはじめの頃から言ってました(笑)
設定時点では、イルの性別を男の子にしようか女の子にしようか迷っていたので、単純にバディ物でもよかったのですが、女の子にした場合、そりゃあそう思うよねぇ……。
ただ、東雲はいい年してますが恋愛経験値がめちゃくちゃ低いので、世の中の女子が好む恋愛観がわからない。イルが男の子設定バージョンでも脳内でちょっと考えてみたんですが、なんか段々話がシリアスになるし、BL臭くなったのでやめました(・∀・)書いている時は娘にしか見せる気がなかったので、恋愛観は完全に東雲の好みになっております。
1では恋愛の『れ』の字も雰囲気も出てませんでしたので、2はそれっぽくするぞ! と意気込んだにもかかわらず、結局なんにも二人の関係は進まぬまま(笑)
なんならイルは玉砕しています。
まぁ、私個人の感覚として、異世界設定なので恋愛の倫理観とかを気にする必要は無いのかも知れませんが、年の差十近く離れていて、尚且つ実年齢が十四才の子に恋愛感情持つ男はやばくないか……? と思いまして。
もっと後で出会って三十五歳と二十六歳とかならともかく。
なので、まず、ガヴィにとって子どもでしかないイルを意識するきっかけが必要だな、と思いました。
そのきっかけを作る前の土台が2のお話です。土台なので結局ガヴィが意識するところまではいきませんでしたが(笑)3まで待って(笑)
ガヴィ編とも言える2で冒頭に繋がり、3で一応シリーズの完結を迎える予定です。まあ、その後の番外小噺が本編一本分くらいありますのでもうしばらくお付き合いして下さる方はお付き合い下さい。
ひとつ言えることは、間違いなくハッピーエンド、完結お約束です(笑)
アルカーナ王国物語3〜暁の狼と宵闇の狼〜 -https://kakuyomu.jp/works/16817330668315688179
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☆ここまで読んでくださって有り難うございました!面白い!応援してやろ!と思った方は★を。♡や感想等お聞かせ願えると大変喜びます!☆
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