アルカーナ王国物語シリーズの第二段!
イルの成長と恋心の自覚、そして、赤毛の剣士ガヴィの過去が明かされます。
特に、アルカーナ王国の由来を知った時、私は、とても感動しました。
これぞオリジナルの王道ファンタジーです✨
前作もそうでしたが、やはりこちらの筆者様、伏線が非常に巧い。
さらりと何てことはない描写が実は最後のオチに掛かっている、という手腕が本当に見事なのです。
伏線とは、こう書くのかと、大変勉強になる作品です。
どのキャラクターも魅力的なのですが、個人的には、
もう一人の影のヒーロー・ゼファー公爵を推します♡
スパダリとは、こういうキャラクターを言うのでしょう。
ただ、この完璧に見えるゼファー公爵の見えない心の影がちらちらと妄想できてしまい、そこに大変惹かれました(*˘︶˘*).。.:*♡
こんな人が傍におったら好きになっちゃうでしょ!
このような素敵な物語を世に送り出してくださったこと、本当に心から感謝いたします。
これは、読まなきゃ損ですよ💦
こちらはアルカーナシリーズ第二章となっています。
ぜひぜひ、第一章からお読みください。
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主人公イルはもちろん、となりに必ずいる赤毛の剣士ガヴィ、ガヴィの友人ゼファー様などなど、ホントに個性豊かなたくさんの人がいて、読むほうも飽きることなく物語が進んでいきますっ!
ワイワイ、ドキドキ……と思ったら、ハラハラしたり。
心理描写に情景描写がとても上手く、みるみる引っ込まれていきます!
そんな描写も、読み手が飽きることない秘密なのかもしれませんねっ。
まだ前作を読んでいない人はぜひぜひ第一章からお読みくださいっ!
絶対面白いですよっ!!
【完結】アルカーナ王国物語〜赤毛の剣士と夜明けの狼〜
の続きの物語。まずはこの物語を見たあとに読むのをおすすめします。
(これです⇩)
https://kakuyomu.jp/works/16817330667788261359
(アルカーナ王国物語1を読んだ人向けにレビューを書きます。ご了承下さい)
紅の民が、成人の儀式をする際作ると言われている血の剣〔ブラッドソード〕。
それを作ったことがなかったイルは、少なからず心の奥にコンプレックスを抱えていた。
直後、シュトラエル王子と王妃様に魔の手が迫り、イルは無我夢中で前へ飛び出した。
ガヴィが必死で走ってくるのが見えたが、間に合わない。
その瞬間、イルの体から、血の剣〔ブラッドソード〕が生まれた。
そして、覆いかぶさった魔の手を、貫く。
(血の剣〔ブラッドソード〕――?私、作れたの…?)
薄れていく意識の中、ガヴィの顔が写った。
(ガヴィ、なんでそんな顔、してるの――)
そして、イルが回復したあとも、ガヴィの様子がおかしくて――?
さまざまな思いをめぐらせながら、夜は、明けてゆく。
思わず涙。謎が解けた後はスッキリ。
学生さんに読んで欲しいナンバーワン!心があたたかくなり、色々な感情が湧き上がる。
是非、読んでみて下さい!