概要
魔王から解放され救世主と共に記憶を探す旅が始まる
飢餓や貧困、争いの災禍となる魔王が現れた。魔物も増加を辿っていき、世界は混沌とした。
精霊たちの加護を得られて魔法が使えるが、それはほんの一握りの者たち。
魔王は彼らでさえ太刀打ち出来なかった。
そしてとうとう水さえも魔王は奪い、世界は涸れて行った。
貴重となった水。それを強奪するため人間同士でも争いが生まれてしまった。
魔王を倒すべく十二人の勇者が選ばれた。その中の一人暗殺者であった灯璽という者が魔王を倒し、再び世界に潤いをあたえた。
その魔王城に捕らえられていた者がいた。その者の記憶はなく、自分が誰かもわからなくなっていた。
しかし当の本人は気にしておらず、灯璽を救世主と呼んで慕い、付きまとい始めた。
記憶を取り戻す事が二の次になってしまったがはたして旅の果てに取り戻すことができるのか!?