少女フリッカは精霊の声を聴くドルイドの見習い。優秀なドルイドだった亡き母の遺志を継ぎたいと王宮で働きはじめると、精霊が少女に「嵐が来る」と警告を与えてくれた。
その矢先、王と謁見の機会が訪れた際にその「嵐」——王の弟の叛乱が起こり、フリッカと王ゲオルグは精霊の導きに従って海向こうの精霊の故郷と呼ばれる土地に逃亡する。
継承争いの末に王位につき、恐ろしいと噂になっていた王の素顔を穏やかな田舎の港町での逃亡暮らしでフリッカは垣間見、心を寄せていく。
貴種流離譚が好きであらすじを読み、拝読させていただきました。
逃亡生活においても溌剌とした主人公のフリッカ、国を思うも王位に興味のなかったゲオルグ、そして野心的で、兄ゲオルグとドルイドに敵愾心を持つ第五王子のブレスと続きが気になり一気に読んでしまいました。
逃亡先の食事や精霊のいる世界の空気感なども大変素晴らしかったです。
続きを楽しみにしています。