第16話
数日後・・・
優真(機械系は動いてる音はしないが電気メーターは動いている・・・多分この動きなら貯蔵施設とPC数台だろう・・・)
廃工場に来た優真は周りを見渡しながら工場内に入る
反乱軍「動くな!」
後ろから旧世代の銃を突きつけて更に言う
反乱軍「その椅子に座れ」
奥から数人出てきた後優真に質問の暇を与えず問う
反乱軍「何しに来た紬木優真」
優真「今何が起きてるのか調べに来たんだ」
こっそり端末で日暮と真也にメッセージを送ろうとしていると後ろから政府軍の服を着た人が6人来る
政府軍?「動くな!大人しくしてろ!」
反乱軍「お前が呼んだのか!?」
声を荒げて聞く反乱軍に対し優真は冷静に答える
優真「呼べるような信用があるならここには来ない」
後ろを見ながら続けて更に言う
優真「小口径の武器のみで数人なら偵察兵・・・でも通信兵が居ない・・となると近くに部隊がいるはずなのに気配がしない・・」
政府軍?「何が言いたい」
優真「政府軍ではなくどっちも反乱軍だってことだよ」
???「よくわかったな」
下がれと指示をした後苦笑いをしながら優真の前に来る
結由「私は司令官の結由だ」
優真が警戒して言葉を考えていると端末を取り上げられ破壊された
結由「まだ君を信用してないからな」
優真「あなた達の目的はなんですか?」
単刀直入に聞かれた結由は一呼吸おいて答える
結由「時間=お金 ってことは知ってるな」
優真が頷くと続ける
結由「そのシステムは政府が管理しているメインサーバーが管理している・・・」
「君にはそれを破壊してほしい」
結由はデータチップを優真に渡した
優真「どうやって侵入を?」
結由「18年前に破壊を試みたが失敗に終わった際、政府軍の保育施設から連れ出した№28に聞くといい」
部屋は地下だと言われて優真一人で行くことにした
№28「だれ?」
桃の缶詰と違法プログラムチップに囲まれている少女を発見する
優真「紡木優真だ・・・政府軍のサーバーに行きたいんだが・・・」
№28「あたなも破壊したいのね」
優真は首を横に振って手話で違うと言った後に
「何と取引したら教えてくれる?」
そっと破壊用のチップを差し出しながら聞く
№28「名前がほしい・・・」
優真「なら桃華だな」
女
№28 後 紬木 桃華(つむぎ ももか)18歳 9月28日生
名前が無い自分には家族はいない、出来ない一人ぼっちと思っている
桃華という名前は結構気に入っているが本心は口にしない
ちょいツンデレ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます