第7話

穂香 優希 (ほのか ゆうき)14歳 10月20日生

いつも元気いっぱいな子、ボーイッシュで運動と肉が大好きな女の子

珠美と仲がよく「タマ」と呼ぶ

よくボケる

教室

優希「よう、タマ!また迷子か?犬のおまわりさんに連れてきてもらったか?」

 笑いながら頭を撫で冗談を言う

珠美「猫じゃないし!迷子にならないし!」

 手を振りほどきながら言う

先生「はーい!席につけー!」

 扉を開けながら言い、教卓につく

生徒「起立!礼!着席!」

 丁寧に挨拶する生徒たち

先生「テスト返すぞー」

 一人ずつ名前を呼び渡していく

珠美「心ちゃん(ここちゃん)は何点だった?」

心美「じゃん!」

 ふふふと不敵な笑みをしながら見せる

国語87点 数学85点 英語86点 社会85点 理科99点

珠美「すごい!流石心ちゃん!」

心美「タマはどうだった?」

珠美「へへへ」そっとテストを見せる

心美「え・・・同じ点・・・」ポカンとした顔で言う

珠美「どうだー!珠美でもやるときゃやれるのだー!」

 満面の笑みで腰に手を当て言う

優希「え・・タマが80点台超え・・」

 いつもは点数で張り合ってたのに今回はかなり差があって驚いた顔で珠美を見つめる

鈴音「皆元気だね」まったりした声でいう

優希「お母さーん!」抱きしめながら言う

心美「おい!同級生だぞ!」引き剥がしながら言う

優希「鈴ちゃんはお母さんみたいだから」満面の笑みで言う

鈴音「はいはいよしよし」頭を撫でながら言う

珠美「私もー!」抱きしめに行く

鈴音「タマちゃんも、いいこいいこ」頭を撫でる

先生「採点間違いがあったら言いに来いよー」

 みんな席に座りテストを見る

優希「採点間違いがない・・・」肩を落とす

珠美「お昼まだかなー♪」笑顔で歌う

鈴音「今日のお弁当はなーに?」優しい顔で聞く

珠美「今日は!ハンバーグです!」元気よく言う

優希「今日もハンバーグか!元気だな!私は唐揚げオンリー弁当だ!」

珠美「唐揚げオンリー・・すごい・・」羨ましい顔で言う

心美「ただの作りすぎだろ」ため息を付きながらいう

先生「もうお昼の話かーあと30分まてー」

 生徒の笑い声が聞こえる


先生「もう良いかー」チャイムの音がなる

生徒「起立!礼!着席!」

珠美「ご飯だー!」おなかを鳴らしながらカバンを漁りだす

心美「元気だなー」お弁当を出し開いて見せる

優希「野菜ばっかり・・大丈夫なのか?・・」唐揚げオンリー弁当を取り出す

心美「唐揚げオンリーよりはマシだよ!?それに野菜以外もあるし!」

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