第6話

木本 珠美(きのもと たまみ)14歳 12月12日生

「タマ」や「タマちゃん」と呼ばれる、猫みたいで少し嫌がる

低身長なとこが嫌いだが、それでも仲良くしてくれる同級生が好き

いつかは、鈴音みたいなお姉さんになりたいと思っている

Part鈴音


鈴音「邪魔しちゃったかな?」

 くすっと笑いながらリビングに行く

凛華「れんにーに、まだおねちゅあるの?」

 将矢に甘えながらいう

鈴音「蓮にーにのお熱は下がって、少し元気になってるよ」

 優しい口調で言う 将矢が安心した顔になったのを見て続けて言う

鈴音「凛ちゃん、将にーにとお留守番しててね」

凛華「うん!いってらったい!」


通学路


珠美「鈴ちゃんおはよー!」

 後ろから元気よく走ってくる

鈴音「タマちゃんおはよ?」

 不思議そうな顔で見る

珠美「金曜日ー♪遅刻なしー♪」

 嬉しそうに歌いながら歩く

鈴音「タマちゃん?遅刻だよ?」

珠美「鈴ちゃんが居るのに!?」

 かなり驚き慌てる

珠美「鈴ちゃん何かあったの?迷った?」

 不思議そうな顔でとう

鈴音「今日は蓮くんお熱出て、病院に行ってたからこの時間になったんだ」

珠美「あー今週は遅刻なしだったのにー」

 残念そうに肩を落とす

鈴音「タマちゃんいつも早起き頑張ってるもんね」

 頭を撫でながら言う

先生「紬木!弟くんはもう大丈夫なのか?」

 正門で立っている先生が鈴音を見て言う

鈴音「こんにちは熱は下がりました、あとお兄ちゃんが見てくれてるので大丈夫です」

 笑顔で挨拶をする

先生「木本はまた道に迷ったのか?」

 クスッと笑いながら冗談を言う

珠美「迷ってません!寝坊です!」むくれた顔で言う

先生「寝坊かー、2ヶ月ぶりにしたんじゃないのか?」

 少し悩みながら珠美に言う

珠美「それを言わないでー」

 耳を軽く塞ぎながら言う

先生「次の授業始まるから早くいきな」にこやかに言う

珠美「はーい」笑顔で教室に向かう

 鈴音は軽く会釈をし珠美の後を追う

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