第10話

帰宅


鈴音「ただいま」

 いつもどうりに優しく言う

珠美・優希「ただいまー!」

 鈴音につられて言ってしまう二人

心美「お邪魔しますだろ・・・」

 呆れた顔で言う

珠美「つられちゃった」

 照れ笑いしながら言う

鈴音「自分の家のようにくつろいでね」

 にこやかな顔で言う

凛華「たまたん(タマちゃん)たちだー」

 リビングから走ってくる

優真「いらっしゃい上がって」

 蓮兎を抱っこしたまま来る

優真「飲み物何にする?」

 聞きながらリビングの冷蔵庫にへ行こうとする

珠美「買ってきましたー!」

 ジュースの袋を掲げながら誇らしげになる

蓮兎「ジュース・・・」

 目をこすりながら言う

心美「蓮くんお熱下がったかな?」

 蓮兎のおでこを触る

蓮兎「さがったよー」

 満面の笑みになる

珠美「ジュースはいちごにする?りんごにする?」

 ニコニコしながら聞く

蓮兎「りんごー!!」

 両手を上げバンザイして喜ぶ

凛華「たまたんこっち」

 珠美の手をひっぱりリビングに行く

珠美「みんなも行こー」

 いつものようにリビングに行く

蓮兎「これたまちゃん、これここちゃん、これゆうちゃん…」

 ケーキを並べながら名前を呼ぶ

優希「ケーキ食べていいの?」

 ニコニコしながら聞く

蓮兎「うん!たべて!」

 笑顔で返す

凛華「れんにーにがたべるのは?」

 少し悲しそうに聞く

優希「ドーナツがあります!」

 ドーナツを掲げながら言う

優真「凛ちゃんよかったね」

 蓮兎を椅子に座らせながら、凛華の頭を撫でる

凛華「ゆうにーにのもある?」

 期待満々で優希の目を見つめる

仲継 真也(なかつぎ しんや)18歳 10月21日生

優真と仲良くなりたいが、上手く行かなくて嘘の噂を広げてしまい逆に嫌われてしまう

本心は誰にでも優しい素敵な青年

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