第13話

翌朝


優真「鈴音おはよう、寝れなかったのか?」

 少し寝ぼけた顔で凛華をあやしてる鈴音に優しく言う

鈴音「少し思い出してね・・・」

優真「二年前の事だね」

鈴音「お兄ちゃんはどう思う?」

 かなりさみし気に問いかける、というより知ってる現実を否定したい思いが強い

優真「きっとどこかで生きているよ・・・いや、絶対に」

 希望ではなく、どこかしら根拠があるような優真

鈴音「絶対また会えるよね・・・」

優真「ああ・・・」

 ふと時計を見る鈴音

鈴音「お兄ちゃんもうすぐ仕事に行く時間だね」

優真「・・・・・・・」

鈴音「優兄ちゃん?」

 何か思い更けてる優真に問いかける

優真「鈴音達は何時間持てるんだっけ?」

 不意に不思議な質問をする

鈴音「24時間たす100時間と配布とお小遣いは別計算だから・・・私は最大124時間と20分だね?」

 なぜこの質問をしたのか疑問に思いながらも答える

優真「特に深い意味はないんだ ただ、聞いとかなければってなんとなく思ってね・・・遅刻したくないから行ってくるね」

鈴音「行ってらっしゃい」

日暮 (ひぐらし)28歳 1月27日生

紬木優真と同僚でいつも優真をからかいながらも、優真のためを思い行動する

その訳は、優真が小さい時に優真の両親から頼まれたからだ

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