それは、いつか恋に至るかもしれない青春のフォトグラフ

思春期の少女たちの、等身大で繊細な心情を描写した青春ラブストーリーを目指してます。

【紹介文】
美人の姉を持ち、本人も男子に人気がある椎堂彩花は現在中学生。

子供と大人の狭間にある微妙な年頃の彼女は、クラスで仲の良い同級生、周防陽太のことがなんとなく気になっていた。

ただそれが友情なのか恋なのかはっきりしないもやもやを抱えながらも、親友たちに囲まれながら日々充実した学校生活を送っている。

しかし成長していくにつれ、これまで経験したことのなかった壁にぶつかっていく。

女同士の嫉妬。部活の仲間との軋轢。憧れだった先輩の卒業。友達の恋。

そしてある日、自分自身にも決定的な事件が起ってしまい、大きな心境の変化を迎えることに……。

これは、少女の成長とともに紡いでいく物語。
小さな想いの欠片たちが、いつか恋に至るその日まで。