第19話 春の南校祭り! 準備!! でも、不審なおっさん軍団がやってきて?
「おーし! いいかんじ!!」
「オーライ! オーラィ!」
「ガス通しまーす! OK!」
「電気やりマース! OK!」
「「「「「出来たァァあ!!! イエーーー!!!」」」」」
うん! 出来たぜ! ええ!
工事開始から数日後! 校庭・学校内を改造し!
南校は、春祭りスタイルへと変わった!!
そう!
「いい火力だ! これならうまい焼きそばできるぞ!」
「肉巻きおにぎりも出来た! 味見しろ! 味見!」
「お好み焼き! クレープ! 一丁上がりィ!」
「ピザもできたぜ! ヒューーー!!!」
焼きそば、たこ焼き、お好み焼き、タイ焼き、串焼き、クレープ、アイス、ピザ、からあげ、ポテトや! 中華・イタリアンなど! 多くの料理の屋台に!
「この角度でいいかな?」
「ええやん! 当たりそうに見えて、当てれず! 技術が必要な位置やね!」
「くじは絶対当たり入れろよ! 逮捕されるからな!」
「ウイーーー!!!」
的当て、くじ引き、射的などの! 景品とれる屋台!
「おーい! 鉄柱持ってこい!」
「リングの用意~!」
「会場は椅子入れるなー。立ち見にしろ。立ち見に~」
「楽器は搬入と組み立て急げー。本番にはいれんからな~!」
「「「「「はーい!!」」」」」
格闘リング、音楽会場!
「しゃァ! 出来た! ジェットコースター!」
「校庭、学校の屋上、新校庭、駐車場の上通って戻るんやな」
「ああ、プールの上はダメだった。うるさいってよ」
「それはしゃーない」
「フリー・フォールもできたぞ! 安全点検しとけ!」
「新校庭のゴーカートもだ! 点検して、ダミーで試乗! また点検で、試乗して見ろ!」
「「「「「イエーーー!!!」」」」」
ジェットコースター、フリーフォール系のアトラクション、ゴーカート場!
「製作エリアこっち! リペアは手前な!!」
「いろんな商品あるな。でも、高級品が多い!!」
「ああ、手前のは高級品のリペアで、奥は手作りだ。リペアの高級品が手前にあることで、興味を引き! 奥まで入らせて、製作商品に興味を持たせる」
「なるほどなー」
靴・服・カバン・インテリア・電子機器などの製作・リペア商品や!
「車はこっちだ!」
「バイクはこっち! オーライ!」
OBたちの会社で生産した、車・バイク・自転車の展示に!
「はい、ここからここまで合法通りな」
「教室を合法マッサージ店にするのか」
「合法だから問題ないな! よし!」
合法マッサージ店!
「監視カメラ設置OK!」
「ちょっと走ってこい。AIで顔を見れるか確認。あと、顔を隠してる不審者の通知テストも行う」
「「「「「ラジャー!!」」」」」
監視カメラつけて、セキュリティー室の設置!
更には、喫茶店やゲーセン、ヤンキー・グッズ! などなど!
多くの店・施設を、作りあげたのである!!!
やったぜ! ウイーーー!!!
「すごいですねー。もう本職の仕事でしょ。これ」
「だから人気で、稼げるんですよ!」
学生のクオリティを大きく超える!
そこに魅力があるから、金が落ちるのサ!
ええ!
「なるほどねぇ。ところで、向こうの土俵は何もしないの?」
ん? ああ。
校庭の隅にある、あれですか。
「数年前に出来た奴ですねー。出来た当初は相撲部合って使ってたけど、飲酒と『ピー』の不祥事で、メンバーと監督が逮捕されて実刑ついたから、廃部。一年しか使ってない土俵」
「あー、そんなのあったな。でも、あの後相撲したっけ?」
「いや、その後にOBの先輩が格闘団体たちあげて、リングでの試合が増えたから。掃除したり、暇つぶしに相撲するくらいで、あんまし」
「春祭りや他の祭りでも、使わんよなー」
まァ、そんな感じの土俵ですわ。
「へー」
と話しつつ。残りの作業をして!
「「「「「よっしゃァァあ!!! よくやったァァあ!!! 春祭りの準備! 完成!!」」」」」
「「「「「「『『『『『『ウイーーー!!!』』』』』』」」」」」
準備万端!!
明日の土曜日から! 祭り! できるぜぇぇえ!!!
イエーーー!!!
んで!
「前夜祭いくぞおおお!!!」
「パイセン々たちが出してくれたから! 各自! 感謝して飲み食いするように!!」
「「「「「あざーす!!」」」」」
『『『『『ウイーーー!!!』』』』』
後片付けをして、夕方!
祭りの前祝にと! 南町へ行くことに!
「えっと、俺らはファミレスだな。ドーナッツ屋とアイス屋の近くの」
「あー、あそこかー」
「地下駐車場が、あっちだから。歩いて300メートルだな」
「まァまァあるな」
「せやね」
「えー、近くに1-A集合のお好み焼き屋と、3-B集合のラーメン屋もあるから、集まってるかどうか確認した方がいいな」
「「「「「うっす」」」」」
「え、生徒全員違う店で食べるの?」
そうっすよ。打ち上げも同じですけど、南校生徒750人いるんで、一つの店じゃ足りないんすわ。
だから、南町ストリートの、OB経営の焼き肉屋・寿司屋・牛丼屋・定食屋・ステーキ屋・バーガーショップ・レストラン・喫茶店・カレー屋・蕎麦屋・中華料理屋・イタリアンへ、クラスごとに集まって!
大型スクリーンで、画面共有!
乾杯の音頭とか挨拶をしながら、店の垣根を超えて、料理頼んで! 食べまくるのが通例っすね!!!
「そうなんだ! 面白い!!」
ええ。なんで、俺らが今から行くのも。指定されたレストランですが。
そこでは、メニューにないラーメン、中華まん、ドーナッツ、寿司、ハンバーガー、ケーキとか頼めるんで!
気にせず食いましょう!!
「「「「「応! めっちゃ食うぜぇぇえ!!!」」」」」
「「「「「「ウイーーー!!!」」」」」
という風に!
皆で盛り上がりながら、指定されてるレストランへ!
徒歩で向かっていると!
「おうおう! ちょっと待てや!」
「ヒューーー!!! 美人ジャン!」
「ボンキュッボンのドスケベだぜ!」
「おい、ガキども。その女置いてけ」
「たっぷり遊んでやるからよ! ぐへへ!!」
「「「「「あ?」」」」」
「……あ、やっべ」
先生に絡んでくる! クソみたいな男たちがやって来たのである。
なので。
「死ね」
――正拳突き! ドゴォ!!
「!? ぐえ!!」
「「「「「え」」」」」」
ぶっ飛ばす!!
フーーー!!!
「南校なめんなァァあ!!! オラァァあ!!!」
「ドラドラドラァァァ!!!」
「カッキィィィンンン!!! ホームラン!!」
「チェーンで切られていたいか? ああ?」
「オラ! ハンマー! オラ!」
「一刀両断! そい!!」
「そっちも大勢なんだ。ナイフは卑怯って、言うなよな。きえええ!!!」
――ドガ! バキ! ドゴ! ザシュ! 斬! ズバァァあ!!!
「「「「「『『『『『ぎゃあああ!?!?』』』』』」」」」」
というように!
素手、チェーン、バット、ハンマー、木刀、ナイフで!
返り討ち!
その後も、適当にクンロク入れて。
「おう。ニ度と来るなよ。次はねぇ」
「「「「「はいいい~~~!!!」」」」」
「うっし。じゃ、行くか!」
「「「「おおお!!!」」」」
皆で先生を、ガードしつつ!
ファミレスへ行ったのである!!
っで!
「じゃあ焼肉! ロース100人前!」
「ピザ! 100個!」
「メニュー全部!」
「50人いるからな。頼めた飲め!」
「うっめえええ!!!」
「「「「「ウイーーー!!!」」」」」
その後は、料理頼んで! めっちゃ盛り上がり!
「では! 前夜祭! ここまで! 明日頑張ろうな!」
「「「「「おっす!!」」」」」
「先生も、守りますんで!」
「ありがとう! 楽しみだわ~! うへへ///」
っと、解散!
とりあえず、俺が先生をバイクに乗せて、家まで送り!
次の日の朝は、違うメンバーが迎えに行くという段取りをつけ!
帰って寝まくり!!!
そして!
「ん~。ふぁ~あ。朝か……リリアに電話しよ」
俺たちは! 祭りの初日を迎えたのであった!!
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