概要
高校から米国へ留学し、米国人と結婚してしまった。
日本の僻地で育った田舎者で英語ができない私が、冷やかし程度で、応募した高校留学制度に受かってしまった。英語は不得意だったので、まさか受かるとは思っていなかったが、面接官から、英語なんて審査の基準外だと言われた。重要なのは、ホストファミリーと上手くやっていけるかという事だったらしい。
9カ月の留学は楽しい事ばかりで、同級生の両親の紹介で、州立の大学へ入る事になった。日本からの学部からの留学生は、2万人以上いた学部生でも、4年間で私がただ一人。ほぼ米国人達とだけと付き合いながらの生活となった。
途中で、白人女性と学生結婚して、子供も生まれ、大学院へ進んだ。日本人である事を忘れてしまいそうな生活をしていたが、何故か、日本の大学で10年近く勤める事になった。逆移民?これがかなりのカルチャーショッ
9カ月の留学は楽しい事ばかりで、同級生の両親の紹介で、州立の大学へ入る事になった。日本からの学部からの留学生は、2万人以上いた学部生でも、4年間で私がただ一人。ほぼ米国人達とだけと付き合いながらの生活となった。
途中で、白人女性と学生結婚して、子供も生まれ、大学院へ進んだ。日本人である事を忘れてしまいそうな生活をしていたが、何故か、日本の大学で10年近く勤める事になった。逆移民?これがかなりのカルチャーショッ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!文化って偉大ですねぇ。
日本人だけではないと思いますが、余り他の文化に触れることのない生活を送られる方が多いと思います。私は仕事で海外の田舎に行かせて頂いたことがあるので、文化の違いを肌で感じることが出来ました。
このお話の作者さんは①日本(広島) ②アメリカ(色んな州) ③大学教員 と、私たちの日常からはかけ離れた文化を多層に渡って経験されています。(えぇ、そうです。私にとっては、広島も異世界です)
カルチャーショックって、その時は本気で焦りますが、後から考えたら笑い話にできるお宝的存在ですよねぇ。このエッセイを拝見して、ぼんやりそんな事を感じてしまいました。 - ★★★ Excellent!!!事実は小説より奇なり……画面の前で毎回驚いています!
カクヨムの投稿者様には色々な方がいらっしゃいます。お医者さん、弁護士さん、薬剤師さん、営業マン、看護師さん、YouTuber、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんと様々。でもこの作品はこの作者様にしか書けません! 少なくとも私はこんな経歴をお持ちの作家様を見た事がありません!
リアルに御経験されたからこそ伝わってくる臨場感と、その時代を映しだす歴史背景。
「へぇ~、そんなことがあるんだ」
「なるほどなー」
「分かる分かる」
よめば忽ちページを捲る指が止まらなくなります!
是非貴殿も御一読を!
※近況ノートも同時に要チェックです!
お孫さんがとても可愛い・・・。