概要
生きること、愛すること。ぜんぶきみが教えてくれた。
中学2年の萌は勉強に追われ、目標もなく生きる日々に疲れきっていた。あるとき、路上ライブを行う男の子・律に出会う。変な人、と思いながらも、律の歌に励まされる萌。すると律はなぜか萌に、ここで歌ってみろと言い出し……。
距離が縮まるにつれ、律の正体、そして律の抱えるハンデが明らかになっていく―――
夢も、恋も、勉強も。ふたりなら、どんな壁も乗り越えられる。
※カドカワ短編児童小説コンテスト応募作。
※中学生向けに書いています。
↓ ネタバレあり。↓
結城 萌(ゆうき もえ)
中学2年。成績が思うように上がらず、生きることに疲れている。父は大企業につとめ単身赴任、姉は難関大に進学し、今は母と2人暮らし。過干渉で成績にもこだわる母親との関係に疲弊しているが、萌自身はそれに気付いていない。
距離が縮まるにつれ、律の正体、そして律の抱えるハンデが明らかになっていく―――
夢も、恋も、勉強も。ふたりなら、どんな壁も乗り越えられる。
※カドカワ短編児童小説コンテスト応募作。
※中学生向けに書いています。
↓ ネタバレあり。↓
結城 萌(ゆうき もえ)
中学2年。成績が思うように上がらず、生きることに疲れている。父は大企業につとめ単身赴任、姉は難関大に進学し、今は母と2人暮らし。過干渉で成績にもこだわる母親との関係に疲弊しているが、萌自身はそれに気付いていない。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!リアリティも読みやすさも感動も、コンパクトに!
すっごく読みやすくて、一気に読んでしまいました。
それでいて音楽関連の話題になった時の説得力。
私はあまり詳しくないんですが、聞いていて「ああ、こんな感じかな?」と彼らのやり取りや日常がイメージできるような「分かりやすさ」があり、驚きました。
こんな風に知らない世界や専門的な分野について、分かりやすくなおかつ説得力を持った文章を書くのは、一筋縄ではいかないことだと思います。
少なくともは難しいことなので、憧れてしまいます。
そして感動する物語。
いやあ、こういうお話がもっと巷にあふれて居たら嬉しいなあ。
そんな風に思わされました。