たとえ、世界が夜に満ちても二人の歌は聴こえる

生きづらい世界の中で出会った二人。
世界が若い二人の呼吸を奪う中。
ただ、二人でいる時は、優しい音楽に包まれて呼吸ができる。
呼吸ができるようになり、そして、一歩踏み出すストーリー。
それが美しい表現と、細かな心理描写で描かれており、なんというか儚く美しかったです。
是非、この作品を読んだ後は、自分の好きなラブソングを聴きたくなる。
そんなお話です。

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