第5話 異世界への儀式
十日後、魔法陣の部屋、中央に安置された姫の遺体を王や王子、魔導士らが取り囲んでいる。ヨヘイ魔導士長が姫に歩み寄り、自分が付けていた腕時計を外し、姫の左腕に付け、それから首に紐を回して、金色の魔法道具ケータイを結び付け、そして胸の上に置いた。
「それでは、姫様の転生の術を開始する。」と号令をかけると、3人の魔道士と4方から囲み、各々両手を合わせ、呪文を詠唱する。
魔法陣が光だし、光が強くなるに連れて、姫の体は段々と透明となり消えていった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます