概要
本を愛した君と装丁の世界へ
シーナ先生は、地下鉄で知り合った女子高生。
紙の本を愛するあまり、中身同様に、本の装丁をも好きになった変わった人だ。
装画師が、その絵に込めた狙い。帯が隠していたものとは?
シリーズに共通するものがさりげなく表紙を飾る本が与える印象は?
出版社が、文庫の上部にギザギザ不揃いを残す理由とは?
ハードカバーの本に仕掛けられた、鍵とは?
鋭い視点で、装画からその意図を巡る推理を展開。
そして、これらの本を奨めてきた友人の意図は……。
今なお、紙の本を作ることに関わる全ての人に感謝を捧げます。
日本独自の文化となりつつある「装丁」の素晴らしさ。
一秒でも長く、一冊でも多く、紙の本を手にする人がいることを願います。
紙の本を愛するあまり、中身同様に、本の装丁をも好きになった変わった人だ。
装画師が、その絵に込めた狙い。帯が隠していたものとは?
シリーズに共通するものがさりげなく表紙を飾る本が与える印象は?
出版社が、文庫の上部にギザギザ不揃いを残す理由とは?
ハードカバーの本に仕掛けられた、鍵とは?
鋭い視点で、装画からその意図を巡る推理を展開。
そして、これらの本を奨めてきた友人の意図は……。
今なお、紙の本を作ることに関わる全ての人に感謝を捧げます。
日本独自の文化となりつつある「装丁」の素晴らしさ。
一秒でも長く、一冊でも多く、紙の本を手にする人がいることを願います。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!紙の本を愛する人はぜひ読んで
この作品は本の「装画」………つまり「表紙の絵」がテーマの物語。
珍しいなぁ、と思いつつ、紙の本派の私は興味をそそられて読み始めました。
すると、たちまちこの小説のトリコに。
今まで「装画」という視点で本を見たことが無かったので、
「あっこれこういうこと!?」
「そんなこだわりが………!」
と発見だらけで楽しいです!
シーナ先生の紙の本うんちくも「えっそうなの?」と、本好きにはたまらない情報ばかりで瞳を輝かせずにはいられません。
そして、衝撃のプロローグ……………どうしてあんな結末になってしまうのか、これからも目が離せませんね!
また、実際の本が登場しているのも面白いポイ…続きを読む