概要
第30回電撃小説大賞応募作品
東京、1月。東京駅に新幹線でやってきた1人の青年がいた。
秋田弁と津軽弁が混ざったようなべっとべとの田舎者みたいな話し方で電話をしている。上京した友達のため1週間の予定を取り、でっかいリュックサックを背負い遊びに来ていたまさしく田舎者 茶田 賽ノ助 だ。
究極のマイペースかつ自分ルールで動く彼はその後、圧倒的迷子になりアホ面晒して東京中を徘徊する超迷惑マンと化することになる。
その2日後、バイト中に愚痴をこぼす青年がいた。
彼は 保田 九郎。一昨日に地元、秋田から友達が遊びにきたはずだが、到着日に電話して以降一切の連絡が取れなかった。友達は一生の宝物を地で行く彼は戸惑いながら、ややブチ切れながら仕方なしに警察に行き相談することにした。
なんかヘラヘラしてばっかの刑事と遭遇した彼は、その刑
秋田弁と津軽弁が混ざったようなべっとべとの田舎者みたいな話し方で電話をしている。上京した友達のため1週間の予定を取り、でっかいリュックサックを背負い遊びに来ていたまさしく田舎者 茶田 賽ノ助 だ。
究極のマイペースかつ自分ルールで動く彼はその後、圧倒的迷子になりアホ面晒して東京中を徘徊する超迷惑マンと化することになる。
その2日後、バイト中に愚痴をこぼす青年がいた。
彼は 保田 九郎。一昨日に地元、秋田から友達が遊びにきたはずだが、到着日に電話して以降一切の連絡が取れなかった。友達は一生の宝物を地で行く彼は戸惑いながら、ややブチ切れながら仕方なしに警察に行き相談することにした。
なんかヘラヘラしてばっかの刑事と遭遇した彼は、その刑
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