殺し屋が目標を守って何が悪い?

宵崎佳音

好きな女子を守る

1-1-1

俺は殺し屋だ。


 自己紹介をしよう。コードネーム『カノン』

 本名は、忘れてしまった。だが、今現在、佐藤佳音という名で中学校に通っている。

 殺し屋No.321。そう言われてもピントこないだろうから説明しよう。3っていうのは、得意武器を表している。1は、特になし。2は、拳銃。3は、ナイフといった感じだ。

 真ん中の2は、ランキング。俺の入っている「殺爆」という事務所の殺し屋科だ。他には、スパイ科などがある。殺し屋科は、殺しを専門に行っているわけではなく、殺し屋活動が多いだけで、スパイ任務も仕事としてある。そして、よく他の事務所との殺し合いが起こる・・・まぁそのことはいいだろう。

 俺は、殺縛の中で二番目に強い。右の1は、ランク。殺縛のランクは9~0まである。そして、現在ランク0は、一人しかいない。コードネームは知らされていないが、殺縛では、こう言われている「殺縛のゼウス」と呼ばれている。ついでに俺は「鮮血の悪魔」と呼ばれている。

そして、1は俺だけである。正確には俺だけに、なってしまった。

 前のチーム任務で一緒にいた。コードネーム『イロハ』という人だ。俺を殺し屋の世界へ誘った師匠だ。だが任務中に俺がヘマをして、師匠が俺を逃がすために戦った。そして師匠がどうなったかはわからない。

 捕まって拷問されているか、殺されたかそれとも、生きているか、師匠は俺に普通に生きてほしい。と最後に言った。だが、俺は師匠が見つけるまで、殺し屋をやめない。死体でも、何でもいいから死んだかどうかを確認したい。

 そして、これを説明しよう。俺が入っている殺爆だと、入るとグッズがもらえる。

俺がもっているグッズは、「変装バック」をもっている。このグッズの特徴は、服をすぐに変えられたり、見た目の他に、性別も変えられる。理由は知らん。他には声を変えられる。声帯も変えれるので、絶対にばれない。

 トゥー トゥー

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