1-10-10

「いた。カナ大丈夫か?早く出ろ」

 地下に行くとカナがいたので牢屋から出した。

「死ね」

 あぶね。後ろから発砲された。

「お前がここのリーダーか?名は?」

 すると女が口を開く。

「私は、爆森。ここのリーダーだ」

 いたっ。どこからか撃たれた。とりあえずあいつだ。

 その名は確か、指名手配されていたはずだ。

「ちっ早くあいつらの援護に行かないとやばそうなのに、面倒だがあれを使うか」

 俺はそう言ってすぐに拘束具を取り出した。

「はい。逮捕。殺爆でこういうの支給されててよかったな」

 あれ。意外に抵抗しないな。やばっ。

  ドーン。

「ごほっ。自爆特攻かよ。爆森生きているんだろ?早く出てこい」

 当たり前のようにでてきた。

 これを待っていたかのように発砲してきた。

 俺は間一髪のところでよけて急いで近づき手刀を首にたたきつけた。

 パチン。

「よし。任務達成」

 この指パッチンにはある秘密がある。これももちろんグッズだ。

 これの名前はないんだが、効果は相手の感情を無に戻すという能力だ。

「で、カナ。なんでお前手助けした」

 いつからわかっていたのかと言わん顔ででてきた。

「いつからわかっていたの?」

 本当に言ってきた。

「まず最初に誘拐されたとき。俺のグッズが撮影したものを見たらお前が高速されていなかった。おそらく最初に色々なことを言われて従ったのだろう。そして、次お前を逃げたらへんのところから撃たれた。そして、狙ってきた場所は急所以外だった」

 そして、俺は本部に連絡した。

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