1-11-11
「こちらカノン。任務達成。他の三名の救出に向かいます」
「92」
普通に言えよ。
無線を使って。
「こちらカノン。任務達成。俺が渡したあれを使ってこい」
そうして俺たちは誰もかけることなく脱出した。
三人の話によれば予想通りの場所にいて交戦したらしい。
でも、少ししたら逃げたらしい。
「三人とも今日はサンキューな。じゃあな・・・なんでお前らついてくるんだよ」
するとドミレが俺にしか聞こえない声であカメラだけの話があるといってきた。
そして、みんなに聞こえる声で。
「今日は疲れたからカノンの家で休むかな。いいだろカノン」
俺はもちろんと返したら、
「カナさん。こんにちは。あカメラの副リーダーのドミレと言います。よろしく」
そして、俺の家に帰ってきた。奏が寝たころ、四人で集まって話し合いが行われた。
「イロハが見つかった」
その言葉で始まった話し合いは混乱を招くことになる。
「で、イロハが見つかったってどういうことだよ」
「私から話すんだけどね。三人で任務を行ってたんだけど任務自体は成功したんだけど、何人かは逃がしちゃったの。その中の一人に発砲されたんだけど、その弾丸を解析したらイロハの使っていた弾だったことがわかったの」
説明しておくとイロハの使っていた拳銃は特殊な弾を必要としているのでイロハ限定だ。今は俺がその銃を受け継いで使っている。特殊武器がナイフなだけで別に銃も使う。その銃の名は「AOー69」という銃だ。この名はイロハ自身が作ってなずけた。
「で、イロハが敵に回ったと思っているわけだな」
「まぁそうだな。でもイロハを殺した誰かがイロハから奪ったかもしれない」
ふむそうか。
そして、ドミレの言葉でこの場を沈めた。
「イロハを他で見つけたグループが消された。おそらくだが、イロハは裏切った」
「イロハがそんなことをするわけないだろう。イロハは、俺を助けた。そして俺を安全な道に・・殺し屋から離そうとした。・・・てか、イロハのグッズ的にどうやって見つけたんだ?」
「あぁそれなんだが、なぜだか変装してなかったんだ」
なんでだ?まぁそれは本人から聞くか。
「カノン。お前護衛任務をしながら、イロハのことについて調べられるな。」
もちろんだ。絶対見つける。
ピーピー
「本部のアトカメです。コードネーム カナについて話してわかったことについて話しておきたいと思います。コードネーム カナ。No,参零九。師匠はカノン」
あれ?俺師匠取り消さなかったけ?
「結論から申しますとカナはコードネーム イロハの妹だ。しかも任務を送ったのは我々ではなく外部の人間だった。おそらくイロハだ。そしてカナは、何者かに記憶を改ざんまたは、消されている。もしかしたら最後にイロハはカナに何かしらを話している。その後記憶を改ざんまたは消された。そして、おそらくだが、今のカナに、イロハの記憶はない。もちろん無理に覚えさせようとしたらだめだぞ」
イロハからは聞いたことがない。妹がいたことは、だがカナからは姉がいてたまにだが一回は毎月合うと聞いていた。まさかカナの姉が師匠だとは思わなかった。
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