概要
それぞれの五感を活かして幽霊退治!
角川つばさ文庫小説賞、最終選考落選作品。
幽霊が見える若葉は、転入した学校でたくさんの幽霊を見て、追われていた。
今までもそのせいでクラスに馴染むこともできなかった若葉だが、新たに幽霊の声が聞こえる桃香、幽霊を食べられる茜、幽霊のにおいがわかる琥珀、幽霊に触れられる藍里、それから喋って動く人形スズに出会う。
彼らは「おそうじクラブ」と称して、学校にはびこる悪霊を退治しているのだった。
(過去に賞に投稿し、落選したものです。)
幽霊が見える若葉は、転入した学校でたくさんの幽霊を見て、追われていた。
今までもそのせいでクラスに馴染むこともできなかった若葉だが、新たに幽霊の声が聞こえる桃香、幽霊を食べられる茜、幽霊のにおいがわかる琥珀、幽霊に触れられる藍里、それから喋って動く人形スズに出会う。
彼らは「おそうじクラブ」と称して、学校にはびこる悪霊を退治しているのだった。
(過去に賞に投稿し、落選したものです。)
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!第7回角川つばさ文庫小説賞 最終選考作品。クオリティは間違いなし!
悪霊を退治するクラブ活動という王道の設定でありながら、主要キャラたちがそれぞれ異なる五感を駆使して戦うという設定が新鮮で面白かった。
役割が明確に分かれるおかげで各キャラクターが立っているし、協力する必然性が生まれてくる。そういった面でも上手い設定だと感じた。
加えて、生き生きとした会話劇やキャラ同士の関係性も魅力の一つで、シリーズものとして連載したら関係性の変化も見られるのかなと続きを想像してしまった。
児童書だからといって、幼稚という訳ではなく大人が読んでも楽しめる一作。
ちなみに、角川つばさ文庫小説賞の最終選考に残った作品なので、クオリティは間違いないです。 - ★★★ Excellent!!!【大人も楽しめる!】個性豊かな少年少女たちによる幽霊退治の大冒険!
『子どもの頃に夢想した学校を舞台にした大冒険』
この作品には、そんなあの日に空想した冒険がギュッと詰まっています。
主人公は、幽霊が見える男の子・若葉くん。
引っ込み思案な若葉くんは、能力は違えど、同じように幽霊に接することができる仲間と出会い、やがて「おそうじクラブ」として、校内での幽霊退治を行うことになっていくのです…
物語も良いのですが、若葉くんと個性豊かな仲間たちが、物語の中でとても生き生きとしているのが、私としてはとても評価が高いです!
彼らのやり取りはこの作品の大きな魅力のひとつです。
もちろん、登場する幽霊たちもまた魅力的ですよ!
タグにあるように児童向けなため、ドギツイ…続きを読む