猿島

あらすじ
とある離島の研究所。
そこでは遺伝子編集によって生み出された高度な知能を持った猿たちに日々様々な実験を施していた。
そこの主任研究者である葉山は実験体の中で最も高度な知能を持つ猿、ルイスにいいようのない不気味さを感じていた。
ある日、ルイスの担当研究員だった林が自室で自殺していたのが発見される。
林の日記帳を読むと、彼はルイスに殺されかけたことや、ルイスの持つ高い知能に怯えていたこと、そしてなによりルイスの行動を模倣しようとしている様子が書かれていた。
新人社員の佐藤は自分の実験で江戸川乱歩の人間椅子を猿たちに読ませたのがいけなかったと自分を責める。
職場が不穏な空気に包まれる中、オフィスの監視カメラからルイスの姿が消え葉山と佐藤は檻を確認しに行く。
林の死の責任を感じていた佐藤は…続きを読む