どこかの世界の物語

短い文章なのにそこから色々な物語を想像させられ癖になりますね！
140字の中で書かれるからこそ得られる面白さだと思いました！

おすすめターゲット:全年齢
ジャンル:チャレンジャーな作品を愛する人へ

とても挑戦的な作品だと思いました。
作品の語彙がとても豊かです。
異世界の作品を翻訳した、という設定も面白い。
読み進めていると、異世界というのはもしや私たちのこの世界で、作者によって異世界のどこかへ翻訳されているのでは？
という想像にもなって楽しくなりました。

この作品への感想ではなくて申し訳ないのですが、「エボルブルス」の美しさに驚嘆しました。
あの青くて美しい花そのもののような、清涼感に溢れた短編です。
花言葉をそのまま短編にしたのでしょうか？
違ったらすみません。そちらの作品も好きです。

作者さんの武器
豊…続きを読む

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（2588文字）

今まで見た中でなかった感覚です。
色々な物語があってバイキングをしているようでした。楽しめました。

物語の断片から無限の想像が生まれる。磨き上げられた短文は、カットされた宝石にも似てキラキラ輝き、すくい上げる手からこぼれようとする。
ところどころに顔を出す、仕事を邪魔しないでと訴えるお話が好きです。

サラとバレリーナがとても好きです！
新しい方に行くにつれて、着目点も広くなって楽しく読めました。
これからもがんばってくださいね。