概要
こんなのありかも……
一研究者の恭二は、親せきの結婚披露宴でいとこの諒子と出会う。母の妹の子どもで、幼いころからよく遊んでいた。久しぶりの挨拶に来た諒子の口から、離婚したことを聞いた恭二は、彼女の結婚が親から無理やりさせられたことを知っていた。元気のない諒子を気にかけながらもその場はそのままだった。しかし、野鳥の会の会誌に彼女の名前を見つけた恭二は、バードウォッチングに誘って元気づけることを思いついた。そして、次の日曜日に誘ったが、それがのちにとんでもない現実を引き起こすことになろうとは、その時恭二は知る由もなかった。
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