SFと貯古齢糖と餡子と豆打さえあれば何とかやっていけます。はい。でも珈琲豆よりも紅茶葉の方が好きです。ええ、そりゃあもう。 『東京ダイダラボッチダイラタンシ…
タイトルにあるように、この作品は「セマザサ族」という民族の風習であり文化である「刺繍」に焦点を当てたお話です。 語り手はセマザサ族ではない外部の人物ですが、彼らの文化である「刺繍」について学ん…続きを読む
現実のある民族学者の手記を読んでいるようでした。優しく生命の営みや祈りが縫い込められた布はまさに「その人」たるものでしょう。作品世界にどっぷり浸かれる素敵な作品です。民族学などに興味のある…続きを読む
セリフ無し、穏やかなBGMとナレーションで観たい静かな物語
日記のような役目を果たす布を持つ民族の話。架空のお話でありながら、その文化のリアリティがすごい。海を越えて、大地をゆけば、どこかの山や川を過ぎたそこに、その民族は確かに存在する。そんな質感をも…続きを読む
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