ペンギンを拾ったのか、拾われたのはニンゲンか。

川を泳ぎ、陸に上がるペンギン。
釣り人たちは当然のようにそれを迎え、親しむ。
その情景だけで、明日も優しくなれるって気持ちになる。
そうか。変わらない毎日を維持するにもエネルギーは必要で、そしてエネルギーが枯渇しないよう補給すると変わるものなのだ。

ある日、ペンギンはペンギンと名乗るヒトを浜で拾う。

それが変化をもたらすエネルギーか。変化させないためのエネルギーか。

ペンギンがペンギンであるため、必要なエネルギーとは何なのか、ペンギンは気付く。
世の中にはペンギンが詰まってる!