2017年1月から2020年1月までカクヨムで活動していた板野かもです。中の人はアイドルと特撮にちょっと詳しい商業作家。2021年10月、過去作品の再公開のた…
タイトルにあるように、この作品は「セマザサ族」という民族の風習であり文化である「刺繍」に焦点を当てたお話です。 語り手はセマザサ族ではない外部の人物ですが、彼らの文化である「刺繍」について学ん…続きを読む
架空の民族の架空の風習が話の骨子なのだが、工夫をしていなければ、アイデア倒れに終わっていただろう。 それを防いだのは、セマザサ族を研究している学者の視点から描くことで、話に奥行きを持たせたこと、…続きを読む
現実のある民族学者の手記を読んでいるようでした。優しく生命の営みや祈りが縫い込められた布はまさに「その人」たるものでしょう。作品世界にどっぷり浸かれる素敵な作品です。民族学などに興味のある…続きを読む
この作品、ざーっと最初に読んだ時、エッセイかと思ったんですよ。つまり実話なのではないかと。世界には自分の知らない民族や文化もたくさんありますから、そういうものの体験記録なのかなって。 そしたらこ…続きを読む
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