概要
やっぱり私、ナリクのことが大好きだ。
平民出身の魔法使いフィアナは、貴族のナリクと交際を続けているが、思うように会うことすらできないでいる。
辺境伯のお抱え魔術師として日々を送るフィアナの元へ、ある日ナリクの使いがやってくる。その日を境に、フィアナを取り巻く環境はどんどん変わってゆく。
***
本投稿は、2022年3月に行われた『KAC2022 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2022~』参加用に書きあげた十一編の短編を、最終話「雑草系魔法使いの幸福!」へ集約したものとなります。
連作短編として構成されているので、どの物語から読んで頂いても構いませんが、できましたら第一話から順に読まれた方が、より楽しめるのではないかと思います。
2022年7月末迄に頂いている評価は「雑草系魔法使いの幸福!」への評価となりま
辺境伯のお抱え魔術師として日々を送るフィアナの元へ、ある日ナリクの使いがやってくる。その日を境に、フィアナを取り巻く環境はどんどん変わってゆく。
***
本投稿は、2022年3月に行われた『KAC2022 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2022~』参加用に書きあげた十一編の短編を、最終話「雑草系魔法使いの幸福!」へ集約したものとなります。
連作短編として構成されているので、どの物語から読んで頂いても構いませんが、できましたら第一話から順に読まれた方が、より楽しめるのではないかと思います。
2022年7月末迄に頂いている評価は「雑草系魔法使いの幸福!」への評価となりま
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!魔術師とは目に見えない未来を紡ぐもの
KACの各お題に対して1話完結の物語を描き出し、尚且つそれが一編の物語として成立する。
この、KACという催しのどのイベントにも引っかからない、本当にやっている人だけの楽しみを、愛してやまない人たちがいる。
(信じがたいことに結構いるのである)
この試み、あるいは企みの面白いところは、実は各お題に引っ張られて話の筋が自分の思い通りにいかないこと。場合によっては思いもよらないところへに引っ張っていかれてしまうなんてことも起こる。
最早、こうなってしまうと、書いている本人も先がわからなくて、書いているのに自分自身が読者状態。
毎回のお題を消化しながらお話を如何に導き、そして最終的…続きを読む