燐火揺蕩　-きつねの文具浪漫譚-

みなさん、文房具って好きですか？
誰でも小学校でえんぴつをつかったり、中学生になってシャープペンシルを使ってちょっと高いものかって背伸びをしてみたり。

でもその文房具の裏には、意外な世界が・・・
とあるVtuberの、映像とはまた別のおはなし。

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ある処、宇迦之御魂神然らで付喪神を遣う祀る不可思議な社あり。
燐火纏う白狐が一頭、神の御使いか社を守り居る。
社清めるその姿はまるで面妖な娘のよう。
燐火を宿したかのような透き通る青い髪に青い瞳、巫女服を纏いて付喪神により言伝を賜う。

その社、数多小さき付喪神がえんやえんやと机上を踊り、文房四宝を愛でる者に安全祈願を授ける不可思議な社なり。