概要
漆葉が街を離れてから、偽物が幅を利かせ人間に対抗する為の武装と言われる刀・『桜の命』も土地神が持っており、両親から奪還をお願いされる。
しかしあることがきっかけで、漆葉こそ碧海市の土地神であることが発覚し、ゴミを拾わなければ擬態から元の姿へ強制的に戻る身体になってしまう。
果たして漆葉はどうなってしまうのか!? そして、留年は回避できるのか……?
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- ★★★ Excellent!!!ヒトと妖魔の関係はどこに向かうのか?
黒蜥蜴のような容貌の妖魔・漆葉境は、人間に擬態して大学生活を送っていましたが、留年の危機に直面します(!?)
漆葉は両親から、留年回避のために政府の妖魔対策組織に潜入することを打診されます。
妖魔の天敵である土地神・白神夕緋が持つ日本刀『桜の命』を奪取するために。
しかし、立て続けに不可思議なことが起きます。
妖魔・漆葉の外見にそっくりな黒蜥蜴の出現。
捨てられているゴミを見ると強制的に人間の擬態が解けてしまう現象。
極めつけは、妖魔であるはずの漆葉に、土地神の力が使えたこと……。
漆葉は妖魔であることを隠しつつ、夕緋の従者となって、共に偽・黒蜥蜴の正体を追います。
その過程で漆葉は、前…続きを読む - ★★★ Excellent!!!妖魔は辛いよ。
タイトルに惹かれ、不思議に思い読み始めたのですが、ミミック? モンスター? と、ダメゲーマーの私は思っていたのですが、違いました。詳しくは本編にて。
主人公は妖魔で、人間に擬態して大学生活を送っているんですが、とある事から、自分が土地神だと発覚します。
そして、ゴミ拾いをしないと、擬態から元の姿に強制的に戻される体になってしまったという(笑)そのゴミ拾い、何か表現できない程しんどいらしいのです。でも、土地神だからこその、使命というか、辛さなのかな、と、私は納得しちゃいました。
そんな、ダラダラしたかった土地神がどうなるのか、皆さんもぜひ追ってみましょう! - ★★★ Excellent!!!アクションバトルが熱い! 妖魔の青年の擬態生活と土地神との関係
ミミックと聞くと宝箱のモンスターをイメージしがちですが、こちらの作品のタイトルは英単語その意味の「模倣する、擬態」。
主人公は妖魔で、人間に擬態してだらだら平和ライフを満喫中。わりかし斜に構えた感じの青年で、口癖は「アホくさ」「めんどうくせえ」といった感じなんですけど、まあそんな姿勢だから当然のごとく留年の憂き目にですね……。
そんな事で地元に戻る事になった彼が、妖魔姿の自分と同じ見た目の黒蜥蜴と戦う羽目に。
何故、自分の妖魔の姿を敵がしているのかとか、正体はいったい?と気になる展開の中で、何故だか妖魔の主人公が妖魔と戦う土地神サイドに立つ事になる等、盛り上がる要素が豊富。
相変…続きを読む