【10-完】への応援コメント
土地神様がポップな感じ……親しみやすさが感じられて、「花かけだなぁ」と思いました。冬原さんの持ち味を作品から読み取ることができる丁寧な描写、読んでいて嬉しくなります。
朝香は、神様よりも人間味が欠落した印象を受けますね。執着を知らない人なんているのかな……? 執着を忘れられたらそれは解脱ということになり、そりゃあ常人じゃないよなぁなんて、ラストページを読みながら思いました。
更新お疲れ様でした! 続きもお待ちしてます。
作者からの返信
松下さん
返信が遅れて申し訳ありません。10話も読んてくださり、コメントもありがとうございました!!
土地神様のキャラクターに触れていただけてて嬉しいです! 花かけは「サブキャラ」と呼ばれる存在がその1話限りにしか登場しないため、印象に残る個性を付与できるよう頑張っています。
そして問題の朝香ですね。ユウを主人公とおいてきた花かけでは、あまり「細波朝香」という人間の内面に触れてこなかったと思います。明が消えたことによって、それが露骨に現れてきました。
朝香は執着を知らないのか、持たないのか、それとも……その部分は、また続きで語っていくので、楽しみにしていただけたらと思います🌼✨
本当に毎度ありがとうございます!! そう遠くない時に、続きもお届けできると思います。
【10-完】への応援コメント
拝読させていただきました。
今回のお話は、とても静かな空気を感じます。
何というか、これまでは「そっと囁かれて、心に染み渡る」感じでしたが、「水面に水滴をゆっくりと一滴ずつ落とし、その波紋を見ている」そんな感じがしました。
朝香は何かが欠けているのでしょうか。
でも、明がいなくなり、何とかしようとするユウと、心の折り合いをつけようとする朝香とは、真逆の思考でありながらも、気持ちの根っこの部分は同じなのではないかと思います。
今回の章で、朝香が新しい価値観に触れてどう変わっていくのか。
続きを楽しみにお待ちしております。
(私の勝手な感想ですので、解釈が違っていましたら申し訳ございません……!)
作者からの返信
下東さん
返信が遅れて申し訳ありません。10話も読んでくださり、そしてコメントもありがとうございました!🌼
とても素敵な言葉でこの話を表現していただき、とても嬉しいです。解釈違いなんてとんでもありません!! 私の物語が下東さんの心に届いているのだな、と本当に喜んでおります。
朝香の人間性は、そうですね。今まであえて語ってこなかった部分なので、「明がいなくなって漸く、読者にも朝香という人間が違和感として映ってくる」という感触になっていると思います。何かを諦めている朝香、しかし根っこの部分はユウと同じ……まさにその通りです。
この先彼の何が明かされ、どう変わっていくのか。楽しみにしていただけたらと思います。
【9-完】への応援コメント
コメント、失礼いたします。
今回のエピソードも心に訴えかけてくるものがありました。
『「縁」と「しがらみ」は、きっと同じものなのだろう』の一文にハッとし、心にズンと衝撃を受けました。
児童虐待。
とても身近な問題ですが、見えづらい部分もありますよね。。
また、誰もがいちごさんの母親のようになる可能性があることを理解しておく必要があるように思います。他人事ではありません。
そして、最後の衝撃の展開……!
明はどうなってしまったのか。。
続きを楽しみにお待ちしております!
作者からの返信
下東さん、こんにちは。今回の話もお読みくださりありがとうございました!
今回は「家族」という形から、「縁」というものに切り込んでみました。家族、とは、一番最初に持つ「縁」であり、簡単には離せないものですよね。
また児童虐待(ネグレクト)に関しては決して気軽に扱うことのできる話題ではなく、私も苦心しながら書いたのでそのように言っていただけて嬉しいです。中々癒されない心の傷。親になることへの恐怖。そして希望。いちごさんには明るい未来があることを、私も望みます。
この展開はずっと前から書きたかったものでした!
明との繋がりは、縁はどうなってしまうのか。また間が空きますが、お待ちいただけたら幸いです🌼
陰差す明かり、明かり差す陰【完】への応援コメント
早乙女さんに重い過去があったことが驚きでした。飄々とした言動が目立ちましたが、実際には覚悟を以て行動していたのですね。コメディ担当かと思っていた彼への見方が変わりました。
時を越えておじいさんから朝香に受け継がれた想いも、とても素敵なお話だと思います。不思議な縁もあったものですね。
間章含めて、本作では『想い』が重要な意味を持つのだなぁと改めて実感しています。そこにあるけれど誰にも気づかれない想い。確かにありそうですよね。言葉にしえない想いだからこそ、写真として伝えることに意味があるのだと思います。
最新話まで追いついてしまいました。
続きの更新も楽しみに待っています!
作者からの返信
こんにちは、コメントありがとうございます。そして最新話に追いついてくださって重ねて感謝です!!
早乙女大地に関しては、まさにそういったギャップを感じてもらいたかったキャラクターでした。彼には彼なりの信念があり、「想い」がある……またさらなる活躍に期待してくださったら嬉しいです✨
8話、間章を通して読んでくださり、本当にありがとうございました。仰るとおりで、この作品では「想い」が何よりの意味を持ちます。幽霊のユウも、何かの想いがあって現世に留まっていますしね。
写真によって切り取られた想いがどこに行って、どれほど届くのか。この先もそういったことを描けたらなと思っています。
そしてレビュー、とても励みになります! ありがとうございました。
続きはまたいつになるか未定ですが、のんびりお待ちくださったら幸いです🌼
編集済
【7-完】への応援コメント
6話はかなりユーモラスなお話でしたね。早乙女さんのキャラが濃すぎて喋るたびに笑ってしまいました。
7話も最初は明るいかと思いきや後半はかなりシリアスでした。ジンは愛すべき老トカゲのままでいてほしかったですが、伝承も含めて報われない結末になってしまいました。すでに手遅れだったとはいえ、どうしても他に救う方法がなかったのかなと考えてしまいますね……。
一連の出来事はユウには辛い経験だったでしょうが、過去が必ずしも綺麗なものとは限らない、という教訓になったのかなと思います。
来るべき時に備えて、ゆっくりでも過去と向き合う決意を固めていけるといいですね。
作者からの返信
瑞樹さん
引き続き読んでくださって、ありがとうございます! 6話7話と、だいぶ色の違うお話だったかと思いますが、楽しんでいただけていたら幸いです。
特に7話は、私も「救えなかったものか……」と苦悩しながら書きました。が、花かけにはこういう結末も必要なのかな、と思います。瑞樹さんの仰るとおり、ユウには「記憶を取り戻すことの是非」が芽生え始めました。
ここからどうなるのか、次回で2章完結ですので、ぜひお楽しみにしていてください🌼
余談ですが、最近読みに行くことが出来ずにすみません💦 多忙な時期が落ち着いたら、またお邪魔しようと思っております。最近暑いですので、お体にはお気をつけてお過ごしくださいね。
陰差す明かり、明かり差す陰【完】への応援コメント
コメント、失礼いたします。
2週間遅れで拝読させていただきました。
遅くなりまして、大変失礼いたしました。
明のサイドストーリー、とても良かったです!
明と朝香はこんな風に出会い、仲間になったのですね。
明のこれまでも知れて「花かけ」の世界がより深まりました!
そして『想い』ってとても大切ですよね。神様だけでなく、人間もまた二回死ぬのかなと思います。私が小説を書いてみたのも、それに近い考えで、何も成し得ずこの世を去る前に、小さくてもいいから爪痕を残したいと考えたことがきっかけでした。
以前も書いたかもしれませんが、冬原さんの物語は言葉が心に染み込んでくるんですよね。なので、物語の情景だけでなく、心から湧き上がってくるものがあったり、ドキッとすることが多いです。押し付けがましくなく、ただ静かに優しく語り掛けられているような文章に、改めて腕の違いを思い知らされました。
暑い日が増えてきましたので、体調など崩されません様、お身体に気をつけて、執筆活動を頑張ってください!「花かけ」、この先の物語も楽しみにしております。
作者からの返信
下東さん、お忙しい中読んでくださってありがとうございました!! コメント、とても励みになります。
人は2回死ぬ。まさしくそうですよね。この身がなくなっても残るような「想い」が、自分にもあったらいいなと常々思っています。下東さん自身とも重ね合わせてくださって嬉しいです。
花かけは、常に誰かに寄り添う物語であってほしいと思っているので……
そして勿体ないお言葉の数々、恐悦至極です! 実は最近は忙しいことに加えてスランプにも陥っていて、中々書けない状況にあり……下東さんのお言葉が一層胸に染みています。そう言っていただけるに見合う物語をこれからも紡いていきたいと、心から思えました!
本当にいつもありがとうこざいます。下東さんの方も、お体には気をつけてお過ごしください🌼
陰差す明かり、明かり差す陰【完】への応援コメント
獅子からゴールデンレトリバー……納得できる变化でした。
過去が明らかになっていく話、とても引き込まれました。
作者からの返信
松下さん、間章を読んでくださってありがとうございました!!
納得できる変化と言っていただけて安心しております……! 本人は「犬」と言われるとやはり不服なようですが笑
朝香と明の最初の物語は、大切に描こうと思っていた部分なので、コメントとても嬉しいです。
次回からは3章です。また更新した際には、よろしくお願いします🌼
【4-完】への応援コメント
ユウさんと夢乃さんの対話が胸に刺さりました。
もう世界の「壁」の内側には行けない幽霊であるユウさんと、己の命に絶望している生者の夢乃さん。
幽霊であるユウさんだからこそ、絶望してしまっていた夢乃さんの本心を大切に、包み込むことができたのだと思います。
ただただ、二人の静かであって鮮烈な生命の温度を感じる対話が本当に素敵でした。
そして、何かしら「海」に生前の己の何かを見出すユウさん。彼女の生前の記憶についても非常に気になりますね。
そして、この章での夏色の描写の数々がやはり秀逸でした!✨
波の泡が弾ける海と、夕焼けに焼かれた砂浜が鮮明に脳裏に咲きました。
これからのお話も、楽しみにしております!
作者からの返信
鹿山さん、引き続きありがとうございます。
毎話のコメント、本当に励みになります。
4話は私自身も苦悩しながら書いたお話だったので、大切に受け取ってくださったこと、本当に嬉しいと同時に安心しております。夢乃とユウは決して交わらない存在ではあるけれど、どこかでは繋がった部分もあって。そのことが何か夢乃の力になっていたらなと思わずにはいられません。
ユウの記憶については、本編全体に関わってくるものになりますので……ぜひぜひ楽しみにしていただけたらと思います……!!
連日本当にありがとうございます🌼
【1-完】への応援コメント
石の家族を思う気持ちにじんわりとなりました。登場人物の心の描写もわかりやすいけどしっかりしていますし感情移入しやすかったです。ゆっくりと読み進められるのにテンポがよく引き込まれます。
とっても素敵な作品でした!
2話以降も時間のある時に読みにこれたらと思っています。
作者からの返信
鳥花風星さん、こんにちは。
拙作にも訪れてくださってありがとうございます。
描写に特に力を入れているお話なので、そう言ってくださって嬉しいです! テンポが重いかな、と普段心配しているので、いただいたお言葉に安心しました。
長いお話ですので、2話以降は時間とお心の余裕のあるときに訪れてくださったら幸いです🌼
【3-完】への応援コメント
森と人。そして主さまと三太くん。
彼らの繋がりは、儚いものですが。何よりも尊いものだと感じました。
森と人との間にもさまざまな繋がりがあったと思います。さまざまで、複雑な。
しかし、主さまと三太くんは、ひたすら真っ直ぐで純粋な友情という繋がりで在った。
この先流れる長い時間の中で、三太くんと主さまの繋がりは薄れてゆくのかもしれません。しかし、その繋がりは切れることは無い。朝香さんが残してくださった、あの森の写真が三太くんの手元にある限り……。
今回もとても素晴らしい物語でした!
次のお話も楽しみにしております!
作者からの返信
鹿山さん、こんにちは。
引き続き読んでくださってありがとうございます! 読了の速さに驚いております……笑(感謝です!)
今回は自然と人でした。ただのちっぽけな写真かもしれませんが、されど三太くんにとっては大きなものであるよう、私自身も願っています。
複雑な問題を抜きにして、二人には純粋に互いを想い合っていてほしいですね。特に主さまは、「難しいこと」をたくさん考えてきた立場にあると思うので……
また時間とお心の余裕のあるときに訪れてくださったら幸いです🌼
陰差す明かり、明かり差す陰【1】への応援コメント
忘れられたように放置されている神社……私の実家近くにもあったなぁと思い出します。
続き、楽しみにしていました。
じっくり読ませて頂きます。
作者からの返信
松下さん、ありがとうございます!
長らくお待たせしてしまいました。放置された神社で起こった明の物語。ぜひ余裕のあるときに追いかけてくださったら幸いです🌼
【2-完】への応援コメント
この世界の森羅万象で、変わらぬものなどないのだと思います。
特に、人というものは変わりやすい。良くも悪くも、人の心はちょっとしたきっかけだけでも移ろいゆくもの。人が創り出した物も、時と共に移ろいます。
あのお屋敷に住んでいた夫婦……戦争という惨いものを見て、彼は変わり、果ててしまった。しかし、妻である彼女は、寂しさや大きな悲しみを背負っていながらも、変わらず生き続けた。
移ろう時代のさなかでも彼女は変わらず、彼をおもって生きた。タヌキたちは、それを伝えたかった……彼らのおもいは、いずれも温かく、変わらなかった。
激動の中でも、変わらぬものもあるのだと。
本当に素敵な物語を拝読させていただきました。改めまして、本当にありがとうございます🙇
作者からの返信
鹿山さん、2話の読了までありがとうございました!!
変わるものと変わらないもの。まさに2話で描きたかったことでした。
私自身、実際の戦争を知る人間ではないですし、知識と憶測だけでしか描くことができませんでした。しかし大切に大切に書いたエピソードです。中学生の子たちに届いてほしいと願うユウの最後のシーンは、私が願う言葉でもあったので、何か読み手の方に届けることができたらな、と思っております。
こちらこそ、拙作と出会ってくださりありがとうございました🌼 お言葉がとても励みになりました!
【2-2】への応援コメント
お化け屋敷!
確かに、ひとけのない古い大きなお屋敷などはどこか威圧感を感じてしまって、畏れのようなものを感じることがありますね。
しかし、この世でいちばん恐ろしいのは、やはり「人間」だなあ、と思ってしまいます……。
ですが、「リアリティ」のある怪しい人間の描写と、人の存在を感じさせない妖しさのあるお屋敷の描写、この二つが対立するように比較してあって、よりどちらともの描写が引き立つように思いました!
作者からの返信
鹿山さん、こんにちは! 引き続きコメントありがとうございます。
このお屋敷には実は私の中でのモデルがありまして、そこを思い返しながら書いたので「リアリティ」と言っていただけて嬉しいです!!
畏れを抱くこと、ありますよね。あの不思議な感覚は、形容し難いなと思います。
【1-完】への応援コメント
とあるお家の庭石さんのお話。
少し寂しさもありつつも、温かさがじんわりと滲んだ大変素晴らしいお話でした!
新しいお家のご家族に再び「行ってらっしゃい!」と声をかけてゆく庭石さんに、じーんときました。
庭石さんはこれからも、いくつもの家族をそのお家で温かく向かい入れてくれるのでしょうね。
そして、朗らかでやさしい朝香さん、兄貴分な元狛犬ゴールデンレトリバー明さん、しっかり者のお姉さん気質な幽霊のユウさん。この3人組の組み合わせも、すごく面白く、楽しくほっこりとしたものを感じさせられました!
明さんとユウさんのやり取りは賑やかで、本当に楽しいです。
この素敵な3人の行方も、非常に楽しみに思います。
作者からの返信
こんにちは、1話の読了ありがとうございました!
かやまさんのお言葉は、細かい部分を大切に拾ってくださるのでとても励みになっております。
庭石が「行ってらっしゃい!」と告げたのは、彼自身も第一歩を踏み出したことを象徴する、そんな言葉でした。
おかしな組み合わせの三人にも注目してくださってありがとうございます! この三人が中心となって、物語は進んでいきます。もしもまた余裕のあるときに覗きに来てくださったら、これほど嬉しいことはありません。
改めて1話の通過、ありがとうございました!
(遅くなるかもしれませんが、読み返しに伺いますので少々お待ちくださいませ)
プロローグへの応援コメント
描写の企画より参りました。
この度は、大変素敵な物語との出会いの場をありがとうございます🙇
まず、はじまりの情景描写より、やはり物語に惹き込まれました。
温かい春の陽射しと、新芽の柔い香りが容易に想像できるほど、素敵な描写でした!
そして、物語の主軸となっているキャラクターが「幽霊」というのも、斬新で新鮮味がありました!
豊かな「現」の情景描写も相まって、幽霊である彼女は何も感じない、どこか寂しく無機質な世界を彷徨う様が非常に「幽霊」の表現として巧みに描かれているように思います。
私自身、情景描写や心情描写をより丁寧に描きたいと思う物書きですので、冬原さまの開かれたご企画におきましては、非常に共感できるものだなあ、と思い、僭越ながら参加させていただいております。
改めまして、このような素敵な作品との出会いの場を設けてくださり、誠にありがとうございます!
作者からの返信
かやまさま
こんにちは。この度は企画のご参加ならびに、拙作を読んでくださりありがとうございました!
様々な描写を切り取って褒めていただいて、心が震えております。本当に嬉しいです……物語の引き込みは大切に描いたところでした。
春の温かさと、幽霊としての寂しさ。対比を意識したのが少しでも伝わったのかな……と勝手に喜んでいます。
そして、企画に共感していただける方にこの企画が届いてとても嬉しいです。どうかかやまさんに沢山の文章との出会いがありますように。
残りのコメントの返信、読み返しも、後で時間のあるときに伺いますね。改めて、ありがとうございました!!
編集済
【2-完】への応援コメント
とても優しい物語でした。
前の章では、変わらずそこに在る家を、人を大切な物にしよう……そういう物語でしけれど、この章では、大切にしていても、変わらぬものなどなくていつかは消えてしまう。きっとその写真さえも……。だけれども、きっと何かの形でまた思いは伝わって、小さくとも繋がっていくんだ。
と、勝手に受け取らせていただきました。解釈違いだったらすみません。
作者からの返信
こんにちは。引き続き読んでくださり、ありがとうございます。
解釈違いなんてとんでもないです! むしろそのように受け取っていただいて胸がいっぱいになる思いです。小説で何かを読み手の方に与えられたら、心を動かせたら、と思っているので、たくさんのことを感じていただけたのならこれほど嬉しいことはありません。
2話は1話以上に力を入れた物語でした。本当にありがとうございました。
編集済
【5-完】への応援コメント
今回は明るいお話でしたね。特にノウの言動がコミカルで、顔がないはずなのにとても表情豊かに感じられました。
素顔を出すのは勇気がいることですが、十年間培ってきてきた信頼関係があれば、凜もありのままのノウの姿を受け入れてくれるのではないかと思います。
朝香とおじいさんの前日譚も心温まる素敵なお話でした。自分の居場所とやりたいことを見つけられて、朝香も随分救われたのだろうなと思います。
そして最後に個性が強そうな人が出てきましたね。いろいろと引っ掻き回してくれそうで、どう物語に絡んでくるのか楽しみです。
作者からの返信
瑞樹さん
今回も読んでくださり、コメントもありがとうございました!!
二章初めのお話は、ライトなタッチで進めてみました。1話の「石と家族」ではもう会えない・変えられない関係にありましたが、この二人はそうではありません。きっといい関係が築けると、作者の私も思っています。凛とノウの明るい未来を想像してくださってとても嬉しいです。
そして間章の感想もありがとうございました。朝香の現在の核となる部分、注目してくださって幸いです。
新キャラから感じられる通り、二章は少し今までと話の色の違う部分があるので、実は内心ドキドキしています笑 どうかお楽しみいただけますように……!!
また時間とお心の余裕のあるときに遊びにきてくださったら幸いです🌼
【4-完】への応援コメント
夏色の情景が浮かんでくるお話でした。鮮やかな太陽、波のさざめき、沈む夕日、いろいろな風景が音と色を伴って浮かんで、場面一つ一つに浸ってしまいました。
ユウが夢乃と筆談で心を通わせる展開も優しさを感じられました。一度死んでしまったユウだからこそ、自ら世界を閉ざすことの怖さを伝えられたのかなと思います。
今回自分で写真を撮ったことで、ユウは自分の世界に存在していることを再認識できたのかなと思います。実体がないという意味では生きていなくても、朝香や明のように存在を認識してる人が限り、彼女もまた二人と同じ世界に生きていると言えるのかなと。
今回取り戻した記憶の断片がどのようにつながっていくのか、この先の物語も楽しみにしています。
作者からの返信
瑞樹さん、4話読了並びにコメントありがとうございました!!
毎度のコメント、本当に励みになります。
4話は一章最後のお話ということもあり、特に力を入れて書いたお話でした。ユウが見た海のことを、言葉でいっぱいに表現できるよう工夫したので、それが伝わっていて嬉しいです。
「命」という主題を描くこと、非常に難しかったのですが、「優しさを感じられる」と言っていただけて報われる思いがしました。ユウがここに存在している理由の欠片。ユウが世界に触れた瞬間の感覚。それは偽りなく、ユウが世界に「いる」ことへの照明になりますよね。
記憶の欠片を得たユウ。二章ではまた違う空気感に突入しつつ、とある苦悩を描いていったお話になります。
続きも時間とお心の余裕のある時に楽しんでくださったら幸いです。
【5-1】への応援コメント
こんにちは、コメント失礼致します。
先日は企画に参加していただき、ありがとうございました。相変わらず遅読ですが、読ませていただいております。
忙しない毎日で、見落としてしまいそうな日常の場面を切り取る描写が大好きです(⌒▽⌒)
登場人物たちの背景や謎が明かされる度にわくわくしたり、癒されたり、考えさせられたりします。
引き続き読ませてくださいませ。応援しております!
作者からの返信
こんにちは、コメントありがとうございます!!
引き続き読んでくださっていること、本当に励みになります。描写にはこだわりがあるので、そう言ってくださって嬉しいです! 写真のように、色々な場面を”切り取って”、読み手の方に届けられていたらな、と思いながら書いています。
【1-完】への応援コメント
キャラクターにそれぞれ味があって面白いです。特に明さんがツボでした。
庭石みたいなものにも魂が宿って、住む人を大切に思ってくれている……。優しい世界でほっこりしました。
続きもゆっくり読ませていただきます!
作者からの返信
月代零さん
読了ならびに、コメントありがとうございました!!
優しい世界観はこの物語の持ち味でもあるので、そう言っていただけて嬉しいです。人が見向きもしないようなところにある「想い」を中心に取り扱っているので、1話のお話を楽しんでいただけたなら、この先も気に入ってくださるのではないかなと思います。
そして明は、割と読者人気の高いキャラクターでして……! 注目していただけてニコニコしております。
続きは時間とお心の余裕のあるときがありましたら、訪れてくださったら幸いです🌼
【3-完】への応援コメント
初めまして。連作短編の自主企画をお見かけして、面白そうだなと思ってこちらの作品にお邪魔していたのですが、情景描写がとても美しくて、ユウ、朝香、明とそれぞれ個性的な登場人物(?)の掛け合いもとても楽しく読ませていただいておりました。
このお話の、主さまが求めていたのが「繋がり」というのに何だかすごく胸が詰まって思わずうるうるしてしまいました。人も人でないものも、密接でなくても誰かや何かと繋がることが必要なことってあるよなあ、と……。
朝香さんが受ける依頼を通して少しずつ明らかになる物語、彼の秘密も気になります。
この後もゆっくり大切に読ませていただきますね。お邪魔しました!
作者からの返信
橘紀里さん
初めまして。企画に興味を持ってくださり、そしてご感想・レビューにいたるまでありがとうございます!
立ち寄ってくださったことも嬉しいのですが、3話まで進んでくださったことに喜びで震えております……。
描写には特に力を入れているところです。文章でどれだけ「想い」という形のないものを描けるかの挑戦でもあるので、そこがお伝えできているようで安心しました。
朝香のことは、徐々に明かされていきます。
この先も、時間とお心の余裕のある際に訪れてくださったら幸いです。
ありがとうございました🌼✨
【1-完】への応援コメント
短編一話、拝読しました。
優しく淡々と進む物語の中、判明した謎の主が、まさかの付喪神的な石さん、という展開に意表をつかれました!
明は……なぜその犬種を選んだ、と言いたくなるミスマッチが可愛いですね。
仲が良い相手にはちょっと押しが強くなるっぽい、朝香のリクエストかも、と想像しました。
ユウさんも、しっかりはっきりした口調なのに、なんか世話焼きお姉さんっぽい感じが可愛いです。
三人三様の雰囲気が、合ってないようで合っているのも、とても良かったです!
作者からの返信
司之々さん
こんにちは! 読了並びにコメントありがとうございます。
一話はみんなの紹介・物語の導入ということで、ライトに書いたので嬉しいです! キャラクターそれぞれについて印象を持っていただけたようで、安心しました。
明は朝香に対して恩義を感じています。その恩返しに盲導犬の姿を取っているので、犬種がゴールデンレトリーバーである……という設定です笑
ありがとうございました!!
【3-こぼれ話】への応援コメント
とても美しいお話でした。幻想的な森の描写はもちろんのこと、人間と動物、精霊という種族を超えた絆が感じられて。
描写が丁寧なおかげで風の音や木漏れ日などが五感で伝わってきて、自分が実際に森を探索しているような気分になりました。どの描写も美しかったですが、3-2の、「時に呼吸へ意識を向けたら〜」の2フレーズがとても好きです。こうやって作品世界に浸れるところが描写の多い作品の魅力だなぁ……と感じ入っています。
主様は立場上容易に本心を表せないのでしょうか、彼の優しい心根は精霊や人間にも伝わっているのだと思います。
人間が森に入れなくなっても、朝香の写真を通して、彼らの絆がいつまでも残り続けてほしいですね。
作者からの返信
瑞樹さん
こんにちは! よんでくださって、そしてコメントありがとうございます。
嬉しいお言葉の数々、とても励みになります。今回は頭に浮かんだ風景を言葉にすることに、特に力を入れていました。種族を超えた絆、「想い」という点もテーマの一つだったので、注目していただけて良かったです!
主様は三太くんはもちろん、泉水さんにも誰にも想いを明かせませんが、周りはきちんと分かってくれている……それだけで彼の救いになっていると思います。
特に三太くん、大人になってもこのことを忘れないでいてほしいですよね。私もそう願っています。
【8-完】への応援コメント
おじいさんがカメラを託したのが、過去にやってきた幽霊……時間を越えて点と点が繋がる構成、ぞくぞくしました。
前章のラストが悲しかっただけに、今回はほんわかあたたかくなる締めくくりであることが沁みます。
早乙女の過去も気になるな……掘り下げますか?
ストーリーとは関係ないのですが、今話の中程『でも、少なくとも「記憶を思い出すことが本当に言いことなのか?」と悩むことは、もう無いはずだ。』、言いことは良いことの誤字かな?と思ったのですが……違ったら申し訳ないです。
作者からの返信
松下さん、こんにちは!
コメントありがとうございます。(そして誤字のご指摘も……!! それは間違いなく誤字です、修正しました💦 ありがとうございます!)
まず構成について。思ったよりファンタジーになってしまったと考えたのですが、花かけは元々ファンタジーだしな……と思い直しそのまま突き進みました。結果、おじいさんのことも掘り下げられて私としても気に入っています!
そしてこのお話は2章最後ですので、仰る通り、いつもの温かい花かけらしく締めました。
そして早乙女! 気にかけてくださってありがとうございます。チラッと話しただけで今回は終えましたが、どこかでもう少し詳しくやってもいいかな……と考えているところです。番外編枠になってしまうかもしれませんが、その時はよろしくお願いします。
【8-完】への応援コメント
コメント、失礼いたします。
ユウちゃんの心に寄り添う優しいエピソードでした。
ただ、記憶を思い出すことを決意したユウちゃんですが、個人的にはどこか不安が残ります。記憶を取り戻すことで、ユウちゃんが幽霊として存在し得るその意味や存在意義を揺るがしてしまうことにならないかと...
でも、きっとそれも覚悟の上なのでしょうね、朝香や明という信頼できる仲間もいますし。
この後、どんな物語が待っているのか、続きを楽しみにしております。
...それにしても、変わらず洗練された美しい描写・表現の作品ですね...
実は、真似したい!と思い立ったことがあるのですが、どう書いてもベタにしかなりませんでした(笑
本当に美しい文章です。
作者からの返信
下東さん、こんにちは!
コメントありがとうございます。毎度励みになっております。
2章を通じて、ユウちゃんには不安を背負わせてしまったのでね……! ちゃんと答えを持つことが出来て、少し成長したのではないかなと思います。
逆に下東さんを不安にさせてしまった!笑 しかし仰る通りで、幽霊のユウちゃんが記憶を取り戻すということがどういうことを意味するのか……この先のストーリーにも関わってきます。でもきっと、3人なら大丈夫ですね。
文章表現もありがとうございます! 私としては、下東さんの小説のストーリーの緩急に憧れがあります……笑
次回はまた少し間が空きますが、楽しみにしていただけたら幸いです!!
【8-1】への応援コメント
コメント、失礼いたします。
季節と心を絡ませる表現は、他でも見かけることがありますが、季節と心の情景をこのような表現で描けるのは、冬原さんしかいない気がします。
出だしから「あ、冬原さんの『花かけ』だ」と、思わず笑みが溢れてしまいました。
この先の展開、楽しみにしております!
作者からの返信
下東さん、こんにちは。
毎度コメントありがとうございます!!
季節の描写は力が入っているので嬉しいです! 舞台が春から始まり、現在の夏。先の話にはなりますが、これから残りの季節も描いていくので、そこにも注目していただけたら幸いです。
出だしに作者っぽさが出ていましたか! それほど喜ばしいことはないです、私もにっこりしました笑
ここから始まる8話、ぜひ追いかけて下さったら嬉しいです🌼
【8-1】への応援コメント
新章お待ちしてました!
ワクワクしながら読ませて頂きました。
やはり描写が美しいです。大好きです。
冬原さんの文章は、行間に空白がなくてもするする読めるんですよね。日本語の音の運びというか、言葉のつなぎ方が綺麗だから、黙読していてつっかえないのかと思います。
ウェブ小説ってモニターを見続けないといけないので、読みやすくするために必然的に行間の空白が多くなったり、繊細な情景説明よりもわかり易さを優先した簡易な表現が多様されがちですけど、正直物足りなさを感じます(個人的に)
冬原さんの文には、こういうウェブ小説の残念な点がないのに、読み続けさせる力があります。美しい日本語をありがとう!って気持ちになります。
長々と個人的な感激を書きましたが、新章の始まりらしく、先の気になる幕開けでした。
続きもお待ちしてます。
作者からの返信
松下さんこんにちは!!
嬉しいお言葉の数々、ありがとうございます……! とても励みになります。
今回するする読めると言っていただけて、本当に安心しました。そうなのですよね。本来ウェブ小説は「行間を空ける」ことが気遣いであり親切でもあって……しかしこだわりを割り切れずに、普通の紙媒体形式でやってきました。ギュウギュウに詰まった言葉が読みづらさではないか、常に心配しているのでそのお言葉は私にとって勇気になります。本当にありがとうございます……!
ここから8日間です。お楽しみいただけますように🌼
【7-2】への応援コメント
墓地の描写が美しくて、何度も読み返しました。
味わい深いです。静謐さや物悲しさも連想するけど、何となく優しい気持ちになるのは、冬原さんの情景描写に表れる持ち味なのかなと思いました。
お話の展開的にはハラハラしますね!
続きもじっくり読ませていただきます。
作者からの返信
松下さんこんにちは!
コメントありがとうございます。
情景描写には、毎度力を入れているので本当に嬉しいです。お墓の描写に関しては、実際に自分が足を運んだ際の感覚をそのまま詰め込みました。
もう最後にお墓へ行ったのは10年ほど前か、というところなのですが、案外「悲しいばかりの場所ではない」と感じたことをよく覚えています。
展開の方もありがとうございます!! 今までのエピソードの中でも一番長く、そして個人的には重いと感じているお話ですので、ゆるりとお楽しみいただけたら幸いです。
【6-完】への応援コメント
コロナ禍になって、死が身近になってから、死とはなんだろう? とよく考えるようになりました。
人によって死の捉え方(死そのものの概念、死んだらどうなるのかなど)はもちろん違うものだと思いますが、この話での死のその先のイメージは、独特な優しさがあるとここまで読んできて感じました。この物語の魅力を成していますよね。
ユウの記憶の欠落の理由がどう描かれるのか、楽しみに続きを読ませていただきます。
作者からの返信
松下さん、こんにちは。
6話の読了とコメントありがとうございます!
温かいお言葉が胸に沁みています。嬉しいです。仰る通りで死生観は人によって違うと思うので、私の死生観を落とし込んだことで読み手の方と衝突を起こさないか……というのは、花かけにおいて毎度心配してしまうところです。一つの捉え方を「魅力」と受け入れてくださって、とても安心しました。
また時間とお心の余裕のある時に訪ねていただけたら幸いです🌼
編集済
【2-完】への応援コメント
とても優しいお話でした。タヌキと言えば害獣のイメージが強いのですが、こんな風に人間を見守ってくれる優しいタヌキもいるのですね。家の記憶を写真に残してもらえて、チヨも安らかな最期を迎えられたと思います。
本話を読んで、寂れてしまった家でも、過去にそこに住んでいた人はいるんだという事実を改めて認識しました。他人から見れば不要な家でも、そこに住んでいた人達には思い出があって、それは簡単に忘れ去れるものではないのですね。
全体的に心温まる話なので安心して読めます。続きもいずれ読ませてもらいます。
作者からの返信
瑞樹さん、こんにちは。
2話の読了とコメントありがとうございます!!
丁寧に読んでくださってとても嬉しいです。「普段人が見向きもしないところにある想い」が描けたらいいな、と思う物語なので、瑞樹さんが感じてくださったことがまさに……!! という思いです。
ちゃんとお伝え出来ているのだなぁとホッとしました。
安心して読めるというお言葉、嬉しいです!! また時間とお心の余裕のある時に、ふらっと立ち寄ってくだされば幸いです。
【1-2】への応援コメント
コメント失礼します
澄んだ空気感が相変わらず心地良い世界。久しぶりに来ました。朝香の撮った写真を、非常に見たくなります。
少し無粋ですが、途中「ふより漂って」とありました。ふわりの誤字なのか、けふよりだとおかしいし、独自なふよりという語感を選ばれたのか、少し悩みました。こんな事を書いて申し訳ないですが、僅かに気になったので。
作者からの返信
福山さん、こんにちは。
また来てくださって、そしてコメントもありがとうございました!!
朝香の撮影シーンは、物語のメインともなるので注目していただけて嬉しいです。
擬音語について。混乱させてしまって申し訳ありません……!! が、「ふより」は誤字ではなく、私の中から自然と浮かんだ言葉を書き写しています。用いる擬音が独特だと普段から言われることがあるのですが、一番「これだ」と思ったものを選んでいるので、どうぞお付き合いいただけたら幸いです。
(とはいえ私も誤字製造が盛んですので、誤字かな? と思ってのご指摘は大変助かります……!!)
ありがとうございました🌼✨
編集済
【1-完】への応援コメント
犬だけど犬じゃない不良系元狛犬、寂しがり屋で意思のある石など、いろいろな物体に個性があるのが独創的で面白いです。家の軒先にある石もこんな風に内心ではいろいろ考えているのかな? と想像すると楽しくなりました。
相手が石であっても心境を汲み取ってくれる朝香は優しい人ですね。今はまだ影がありますが、そのうち心を開いてくれるのでしょうか。
この賑やかな3人(?)が写真館でどんな生活を送るのか、楽しみです。
作者からの返信
瑞樹さんこんにちは。一話の読了とコメントありがとうございます!!
普段人が気にしないようなモノたちが、「想い」を抱いている。花かけはそこを描きたい作品でもあるので、そこを汲み取っていただけてとても嬉しいです!
朝香のことも、話が進むにつれて掘り下げられていく予定です。これは「ユウが記憶を取り戻すための物語」であると同時、「朝香の物語」でもありますので、ぜひ注目していただけたら……と思います。
3人(?)の行く末、またもし気が向きましたら足を運んでくださると幸いです🌼
【1-1】への応援コメント
描写企画より失礼致します
あらすじの『うぐいす写真館』から既にワクワクしました✧︎
『待つのは孤独』に、グッと締め付けられます。
写真の中から向けられた笑顔の温かさを、孤独に歩いて来た彼女は無意識に求めているのだろうなと感じました。
視界を感じられない分、四感覚が研ぎ澄まされている故に得た能力なのだな、と想像しました。
柏犬の明-アカリ-の名と麦色の毛の描写に、彼の秘めた優しさが垣間見えました✧︎
作者からの返信
こんにちは! 読んでくださり、そしてコメントもありがとうございます。
様々な部分を切り取ってくださってとても嬉しいです! 孤独に漂ってきた主人公、体質に秘密がある朝香。明は仰る通り優しい一面のあるキャラクターなので、色から伝わっていたのだなと安心しました。
【1-1】への応援コメント
企画からお伺いしました。
触れるか触れないかの距離で、優しく弛む様なほっこりする文体ですね。ユウの語りに相応しいと思いました。その反動かアカリ兄さんがアクセントとなり、物語に刺激的な差し色を加えておりました。
盲目の主人公を書こうと思っていた所に、先に上手に描かれ少しショックです(哀)
また、時間のある時にお伺い致します。
作者からの返信
福山典雅さん、こんにちは。
この度は企画の参加ならびに、コメントをありがとうございます!
「触れるか触れないかの距離」……初めていただけたご感想に震えております……素敵なお言葉をありがとうございます。とても励みになります!
明のことにも触れていただけて嬉しいです。彼は3人の中でも、動的なキャラクターですので……
私も後日、福山さんの作品をお伺いしますね。(盲目の主人公を書かれた際は、ぜひ呼んでください!笑)
改めて、ありがとうございました。
【1-1】への応援コメント
企画から伺いました。
とても描写が細かくて、景色が浮かびました。
すごく素敵で、良かったです。
ただ、文章が詰まりすぎていて、読んでいて、少し息が詰まるかな?という印象も持ちました。
テーマも文体も描写も素敵なのですが、軽い感覚で読み始めると、先に読み進めるのに少し力が入りました。
もし御気分を害してしまったらすいません。
ご容赦ください。
作者からの返信
レモネードアイスクリームさん、こんにちは。
この度は企画のご参加並びに、コメントありがとうございました!
気分を害するなんてとんでもないです! 真っ直ぐ文章と向き合ってくださったのだと感じて、とても嬉しいです。
そうなのですよね。私は一段落に描写を沢山並べることが好きでよくやるのですが、web小説には向かないよな……と思い悩んでいるところです。行間を空けることも考えたのですが、結局そのまま放置していました。
1-1まで読んでくださってありがとうございました。お褒めの言葉も、励みになります!
プロローグへの応援コメント
誰も幽霊の事が視えて時って、描写もセピア色っぽく感じるのでしょうか?
写真館が舞台なので、そう感じただけなのかも。
でも本当に、敢えて意識してセピアっぽく背景描写をしてるのなら……冬原さん、スゴいかも。
幽霊って、「視える」人に吸い寄せられるって聞いた事が有ります。
って事は、幽霊ちゃんがこの写真館に迷い込んだ事も運命だったのでしょうか?
作者からの返信
朱璃さん、こんにちは。
コメントありがとうございます!!
セピア色というお言葉をいただけて、正直私自身は「おぉ、なるほど!」という感覚でした笑
儚さや、誰にも認識してもらえないことへの味気なさ、鮮やかな春とは裏腹な色のない孤独を書いたつもりではあったので、そう表現していただけて嬉しいです。
幽霊ちゃんが写真館へやってきたのは偶然か運命か。とはいえ表裏一体な気もしますから、運命だと私は思っております。
改めて、ありがとうございました!
編集済
プロローグへの応援コメント
はじめまして、描写企画から参りました。
私も描写が細かい作品を読むのが好きで、書く方も自然と描写が多くなってしまっています。だから字数が嵩んで読まれにくいのかなぁと思いつつ、そういう作風が好きなので止められません。
会話主体の作品が多いWeb小説界での希少な企画、大変有り難いです。
春の麗らかさを感じさせる冒頭の描写が素敵です。
でも主人公は幽霊なのですね。春の暖かさと冷たさの対比を感じます。
彼女が亡くなってしまった理由も後に明らかにされるのでしょうか。続きも読んでみたくなりました。
作者からの返信
瑞樹さん、はじめまして。
この度は企画の参加並びに、嬉しいお言葉をありがとうございます!
お気持ちとてもよく分かります……何度も頷いてしまいました。好きだから止められないんですよね。有り難いと言っていただけて嬉しいです!! この企画は個人的に「同じ好みの方に企画が届いてほしい」という目的があったので、瑞樹さんのお言葉で「開いた甲斐があったなぁ」と笑顔になっております。
そしてご感想もありがとうございました!
春の暖かさと、主人公の置かれている環境の冷たさの対比。短いプロローグの中で表現したかったところだったので、注目してくださって感謝です。仰る通りで、彼女を中心に物語が進みます。
私も近々瑞樹さんの参加作品を伺いますね。改めて、ありがとうございました。
【7-完】への応援コメント
コメント、失礼いたします。
何だか胸の痛くなる結末でした。
記憶と思い出は違うもののように思います。
記憶に生きるのか、思い出に生きるのか。
そんな少し残酷な選択肢を目の前に突き付けられたかのようです。
朝香や明の活躍ぶりもカッコ良かったです!
これでジンの心に寄り添えることができれば…
激怒していましたから、仕方ないですね…
次のエピソードも楽しみにしております!
作者からの返信
下東さん、こんにちは。
7話の読了ならびに、コメントありがとうございます!!
今回は花かけの中で、「『想い』があってもどうにもならない現実」「記憶と向き合うこと」について描きたかったエピソードでした。
まさに残酷な選択肢でした。私も「うわぁぁ」と唸りながら書いていたお話です……笑
朝香や明にもたくさん見どころ詰め込んだので嬉しいです!
取り返しのつかないことになってしまったジンの結末。2章を通じて「記憶と向き合うこと」について思い悩んできたユウ……次回8話(2章もラストです!)は、そのアンサーが出るお話になっておりますので、また遊びに来てくださったら幸いです。
いつかの代行写真家 - 後編への応援コメント
コメント、失礼いたします。
朝香の「自分のために生きたくない」という言葉はショックでした。
それでも、優しいおじいさんと、これから出会うであろう
頼りになる明がいたからこそ、今の朝香が形作られたのかな、と感じました。
確かに事前に読んでおくと、この先の物語にも深みが増しますね。
また機会があれば、こんなサブストーリーを読ませていただきたいです!
今後も「花かけ」を楽しみにしております。
作者からの返信
下東さん、こんにちは。コメントありがとうございます!
本編は”ユウ中心の三人称”なので、普段語られない朝香の物語を感じ取っていただけたらとても嬉しいです。
……そして実は本編の朝香、この頃から「生き方・思想」はほとんど変わっていなかったりするのですよね……仰る通りで、少しはマシになったと思うのですが、困ったものです(←作者)
サブストーリーは、今回のように章と章の間のタイミングで公開していくつもりです!! 「読みたい」のお言葉ありがとうございます!!
ユウには「過去の記憶がない」。そして朝香は「過去を語らない」。……意図的に隠していることも多くあるので、今後の展開もぜひ楽しみにしていただけたらと思います🌼
【7-6】への応援コメント
コメント、失礼いたします。
これまでの「花とかけはし鶯」とは
また少しだけ違う魅力を感じるお話しですね。
物語とは全然関係ないのですが、
私が住んでいる地域にも、昔から伝わるお姫様の伝承があり、
まつわりのあるお寺のお堂に、年に一度くらいですが、お参りに行きます。
単なる田舎のお寺なのですが(笑
何だかそんなことをふと思い出しました。
龍姫の伝承が現代、そして登場人物たちとどのようにリンクして、
どんな物語が描かれていくのか。
後編も楽しみにお待ちしております。
作者からの返信
下東さん、こんにちは。
前編の読了ありがとうございます!
毎度違う味のお話を作りたいと思っているので、そう言っていただけて嬉しいです。後編は、また別サイトにて連載終了してからの公開となりますが、楽しみにしていただけたら幸いです。
現代と過去、記憶の果てに待ち受けるものとは……
以前も下東さんがお住いの地域とリンクさせて読んでくださいましたよね! 世界観や地域の雰囲気が似ているのでしょうか(笑)
どこかに『花かけ』と似た町がある、そう考えたら作者の私も、何だかわくわくしてしまいますね。
【7-1】への応援コメント
コメント、失礼いたします。
第7話、心待ちにしておりました。
今度はどんな心に響く物語を、
そして鮮やかな情景を描き出していただけるのか、
今からとてもドキドキしています。
最近はすっかり冬の様相を見せ、朝夕はかなり冷えてまいりました。
体調にお気をつけて、創作活動を頑張ってください!
作者からの返信
下東さん、こんにちは。早速お越しくださってありがとうございます!!
今回の7話は全11話(予定)と長いため、前後半に分けています。これから前半6話までを毎日更新しますので、お楽しみいただけたら幸いです🌼
最近かなり寒いですよね。現在執筆中の『花とかけはし鶯』物語内が夏なので、個人的には何だかギャップを感じています。
下東さんも、どうかご自愛くださいませ。
編集済
【6-完】への応援コメント
コメント、失礼いたします。
表現力に長けた作家さんが描くと戦闘シーンがこんなにも迫力があり、臨場感溢れるものになるのかと、ドキドキしながら拝読させていただきました。
そして、何よりも前話から今回の終盤にかけてのユウの心情に、胸が痛くなりました。
普通に生きている自分でさえ、時に生きていることの意味や存在意義を見失い、その見失ったことから逃げるため、それらから目をそらすことがあるのに、あんなシーンを心に刻み込まれた、記憶のない幽霊であるユウの気持ちを考えると、胸が痛く苦しくなります。
この先、ユウに待ち受けているものが何なのか。
しっかり見ていきたいと思います。
心に語りかけてくるような、本当に素敵な物語です。
更新をお待ちしております。
作者からの返信
下東さん、最新話までの到達ありがとうございました! ここまで来てくださって、本当に嬉しいです。
そして戦闘シーンのこと、ユウの心情のこと、触れていただいてありがとうございます。2章は1章とは雰囲気が少々変わるので、受け入れてもらえるか心配でした。今お言葉を受けて安心しております。
2章は、話を通じてユウが自分の記憶や「自分」と向き合っていく……そんな部分をテーマとしておりますので、この先も楽しみにしていただけたら幸いです。
不定期更新にはなりますが、これからもぜひよろしくお願いします。
p.s.
花かけに対するレビューの方、本当にありがとうございました……!! 嬉しい言葉の数々、励みにしたいと思います。
【4-完】への応援コメント
コメント、失礼いたします。
非常に難しいテーマを分かりやすく噛み砕き、
それを美しく描写する冬原さんの手腕は、本当に素晴らしいです。
夢乃ちゃんが自分の気持ちを吐き出す場面、胸が痛くなりました。
昨年、生と死を強く意識するきっかけになる出来事があり、
死が身近にあって、いつ降りかかってくるか分からないことを痛感しました。
何だかそんな記憶が思い出されたシーンでした。
ユウちゃんの記憶に触れる描写もあり、
物語が進んでいっていることを強く感じさせます。
この先の展開を楽しみに、読み進めさせていただきます。
作者からの返信
下東さん、4話の読了ありがとうございます!
今回のお話は1章の最後ということもあり、いつも以上に力の入っていた話でした。苦労して書いた記憶もありますので、様々なことを感じてくださったご感想が本当に身に染みて嬉しいです。
生死の問題は、誰にも関係のあるテーマ。けれど、それに対する考えや感情はそれぞれで、共通ではない。だからこそ難しく大切なテーマだと思うのですが、こうして受け入れてもらえて安心しております。
仰る通りで、「ユウの記憶」という本編全体の問題にも微かに迫った回でした。次回からは2章。少し空気感や色が変化しますが、どうかお楽しみいただけますように。
【3-こぼれ話】への応援コメント
コメント失礼いたします。
とてもステキなお話でした。
自然とどう付き合っていくか…
主のような生き物が多ければ良いですが… 難しいところです…
私が住んでいるところは、とても自然豊かなところで
東京に程近い場所ですが、自宅から少し歩くと里山環境が多く残っています。
そんな自分の街と今回のお話が重なって見えました。
あの森の中に主が、泉水が、もしかするといるかもしれない。
そう思うと、普段見慣れた里山も、ちょっと違って見えます。
物語の丁寧で優しい描写がそうさせるのでしょう。
現実の世界にも読者の心に幻想を抱かせる物語。
この作品は「ファンタジーは、こうあるべき」という
一つの答えを示していると思います。
引き続き読み進めさせていただきます。
作者からの返信
下東さん、引き続きお読みくださってありがとうございます!
いつも色々なところを拾ってくださるご感想、本当に励みになります。
今回のお話の主題はまさに「自然」に対する「想い」だったので、下東さん自身の記憶とリンク出来たことが本当に嬉しいです。自然の多いところに住まれていたのですね。私はというと逆で、”どちらかというと都会寄り”の場所で生まれ育ちました。ですが、自然へ思いを巡らせることは好きで。
その思考から生まれた表現たちでした。お褒めの言葉痛み入ります。
ちょっぴり現実にもありそうな、現実寄りのファンタジーを念頭に書いているので時に「これはファンタジーとして足りているのか?」と思っていました。そのお言葉で安心しております!!
本当にありがとうございます。私の方がかなりスローペースの読みですので、下東さんもご無理はなさらず、ごゆっくりお楽しみくださいね✾
【2-完】への応援コメント
不躾なコメント、失礼いたします。
拝読させていただきました。
とても美しい描写を丁寧に表現されているので、
ユウたちがいる空気感が伝わってくるようでした。
学もなければ、語彙力もない私には、
とてもではありませんが真似できません…
刺々しい内容の作品が多い中、
暖かく優しい物語でホッといたしました。
ゆっくり読み進めさせていただこうと思います。
作者からの返信
下東良雄さん、はじめまして。
数ある小説の中、花かけを見つけてくださってありがとうございます! そして素敵なご感想まで……描写はこの物語で一番こだわっているところですので、触れていただけてとても嬉しいです。
この「優しくあたたかい」こそが私個人の好きな雰囲気でもあるので、そこを気に入っていただけると私もホッとします。同じものを共有出来ているようで……本当に励みになります。ありがとうございます。
徐々に不穏も混じっていく物語ではありますが、基本は変わらずほのぼのしてますので、また時間とお心の余裕のある時に遊びに来てくださったら幸いです!
【1-2】への応援コメント
「ほどけないりぼん結びのようなもどかしさ」という表現がとても素敵でした……!