概要
みんな灰にしてやるから待ってて。
帝都でも指折りの魔法使いであるサダルメリク。その弟子のネブラは、天気のよい昼下がり、コメットと名乗る薄汚れた子供から「魔法を教えて」と弟子入りを志願される。いつかこんな世界を滅ぼしてやろうとネブラが考えていることなど、コメットは知りもしないで。
「コメット。箒星の名を冠した、魔法使い見習いさん。どうか君の魔法で、彼に希望を見せてあげてほしい」
これは、世界に絶望した魔法使いの弟子と、そのまた弟子の物語。
「コメット。箒星の名を冠した、魔法使い見習いさん。どうか君の魔法で、彼に希望を見せてあげてほしい」
これは、世界に絶望した魔法使いの弟子と、そのまた弟子の物語。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!掛け合い、世界観全てが素晴らしい!
企画参加頂き、作品を知りました。
レビュー送り合いとかじゃないですよ、たまたまフラッと巡回に来たんです。
とーーーっても面白いです!
お世辞抜きにこれは出版された方がいいと思いました。なんか上から目線かな......でもこれすごいから、すごいから!
作中詩が可愛くてリズムがいいし、情景も浮かびます。
コメットとネブラの小気味いい掛け合いの中、楽しげな音楽が聞こえてくる作品です。
とにかくテンポがいいのでストレスなく読めますし、読後感が良き!好き!です。
全キャラが立っていて、好きだと言える。
とてもいい作品だと思いました。
是非是非、お手に取ってみてください! - ★★★ Excellent!!!こんな世界に行ってみたい…!!
こんなに素晴らしい物語の初レビューを書ける幸せ…!
第一話を読んで間違いなく名作だと確信しました。ハリーポッターやジブリ映画を初めて見たときのような、「これからどんなことが起きるんだろう…!」という胸のトキメキを久しぶりに感じさせてもらいました。
世界への復讐心を胸に滾らせた少年ネブラと天真爛漫で愛嬌たっぷりなコメット、このでこぼこコンビの掛け合いが最高です。
魔法使いを象徴するアイテムである「杖」がコンパスだったり剣だったり笛だったりと個性豊かなのも、もし自分だったらなにを杖にしただろうか、と想像が膨らんで素敵ですね。杖についてもそうですが、物語の世界観の作り込みが繊細かつオリジナリティに…続きを読む