TS衛生兵さんの成り上がり

友達に単行本小説の１～４を紹介されて読んでみたのですがとても面白く、４か３のあとがきに、「Web版も存在していて完結しています」との情報からカクヨムにてEx込みですべて読み切りましたが、とても面白い作品で単行本小説の完結が待ちきれません。

まず、間違いなく面白いです。

ただ、タイトルの軽妙さには惑わされるなかれ。
これは、塹壕戦が初めて行われた現実の第一次世界大戦の戦場を思わせるような描写の、生きて死ぬ兵士達の物語であり。
一人の衛生兵の視点からの戦争の物語です。

それが好きな人には深く突き刺さり、逆に言うと軽い戦争ものを求めている人には不向きかもしれません。
でも改めて、面白いことは間違い無いです。

ずっと息もつかせぬ流れから、更に終盤の展開も圧巻でした。
書籍は今四巻ですが、そちらもWEBとはまた少し違う流れで、最後まで続くことを願ってやみません。

tsしてしまった主人公を待つは激化して行く東西の情勢か。この物語で感じること、それは戦争の生々しさです。ファンタジーな戦争はもっと和気藹々とした雰囲気だと思っていた自分が居ましたが、結局のところ戦争なんてものはどこも血生臭く、誰かの骸が絶えず積み上がってしまうもの。そして骸になってしまった彼らにも等しく平等で平和な人生があったのでは無いでしょうか。そんなことを考えさせられる物語でした。改めて戦争について考える機会ができてよかったです。この物語に出会えて良かった。

　物語で楽しませていただき、ありがとうございました。
　陰惨な話に残酷な話を継いで、それでも物語を読者に読ませ続けることのできる作者さんはすごいと思いました。
　でも題名は両刃の剣という感じでした。TSってあるだけで私は読まないつもりでしたし……逆の人の方が多いのか？
　

戦争物でありながらファンタジー要素もいい塩梅で加わっており、堅苦しさは感じない。物語は加速度的に面白くなり、まさにジェットコースター。読後の心地よい浮遊感だけでなく疲労感もすごい。

ts要素はほぼないですが、tsした女性キャラの良さは感じられます。なんというか前世という視点を抜きにしたら、tsして女性キャラになると、それ即ち、現代の男性が求めている女性像にピッタリとハマるような気がします。
あくまで個人の感想です。

久しぶりにこんなに素晴らしい作品を読みました。

魅力的な主人公と魅力的な登場人物達。みんな一癖も二癖もありますが、なんでそんな風になってしまったのかは戦争が教えてくれます。

この作品の中では戦争が地獄と呼ばれる所以を丁寧すぎるくらいに描写し、「戦争がなければ」と、何度も思わされるでしょう。しかし、その戦争がなければ出会えなかった戦友や仇敵との出会いはかけがえのないものとして胸に残り続けます。

"TS”や"成り上がり" という部分は気にせずに、とりあえず読んでほしいです。

最初に中国のサイトでまさかの遭遇したんスけど～
戦記モノのライトノベルってガチでレア度ヤバいよね…😭
政治要素抜きならほぼ完璧だと思うわ！
中国でそこそこ人気出てるっぽいし？！
完訳はまだだけど、いつか文庫版実体書が…
せめて台湾では売ってくれねーかなァ…！🙏
ってかー、在庫切れで続きの更新が不定期になるってマジ？🥺
まだ全然足りないんだよな…超名残惜しい！
というかこれ、隣の『プリズマ☆イリヤ』案件やん…（前回の更新から3ヶ月経ったのにたった10ページとか地獄やわ😇）
待ってるのマジで拷問級につらC…最低でも休載だけは回避してほしいお願いします…🙏

TS要素はほとんどないです。
戦争がものすごく生々しく描かれていてすごくリアルでした。

2日間ぶっ通しで最後まで読んでしまった…。
現代日本を生きる自分には無縁の戦争の悲惨さを知りました。

Webを読んでいて泣く事なんてないと思っていた。だからこそ感動した。