抱腹絶倒のストーリーが魅力を感じる。主人公は金髪ロングの美少女だが、中身は元ヒキニートの男──というTS転生。
同じ勇者パーティで、スケベ仲間のバーディとともに夜の街へ出掛けては……ふふっ、最後のオチも笑えるので、読んだ者は【作品フォロー】を押してしまうだろう。いやらしいシーンもR15レベルに抑えてるのに、状況が鮮明に映るのは筆力の高さが頭一つ飛び抜けているからだ。
私が思わず爆笑した文章が──「今のこの状況は、女としてもう詰んでいるのでは無いか? このままハーレム野郎の攻略棒で、子宮に好感度をドクドク注入されて、オレもあの四人のようにハーレムメンバー入りさせられてしまうのでは無いか?」である。
コミカライズが開始される御作が多くの人達に読まれることを心より願う。