辺境国の女王

先王が他界し仕方なく女王をやっている王族の少女。背負う責任の重さを内心疎ましく思う毎日を送っていた。
そんなある日、少女にある転機が到来する。だが、それは決して優しいものではなかった。
はたして少女を守るものなのか？　殺すものなのか？
事態は少女の認識を超え、すでに手に負えない状況へとなり始めていた。


～この物語は決してやさしくはありません～
人は悩み、苦しみ、もがきの中で何らかの答えを見つけるものです。
その答えすら千差万別で人によっては厳しい現実だったりします。

すくわれる者。

絶望に落ちてゆく者。

未来を見出す者。

これら三者三様の出会いに始まり、絡み、衝突し、世界を変える力となってゆく。辺境国の女王とはそんな物語です。