竜世界クロニクル - 約束の竜と世界を救う五つの鍵 -

作者 眞城白歌(羽鳥)

314

110人が評価しました

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★★★ Excellent!!!

本当に壮大な、歴史をめぐる物語です。

他の方々も書かれていますが、王道ファンタジーRPGのようなキャラクター設定と世界観。一つ一つ謎を紐解くような、ストーリー重視のRPG好きには特にお勧めです!

とても沢山のキャラクターが登場するのですが、主人公だけでなく、それぞれのキャラクターに魅力的な味があります。
立場が違えば当然、願いも価値観も異なりますが、彼らが衝突を通じて理解し合い、やがて1つの大きな歴史を作り上げて行く過程は、とても胸が熱くなります。
笑いあり涙ありの展開で、気づけばそれぞれの人物に感情移入しているはずです。

また、土地によって名物料理があったり、様々な種族間の交流が繰り広げられたりと、作り込まれた世界観にも引き込まれるでしょう。

エピローグでは、一つの大きな歴史を見届けた感動に浸れること間違いなし!
ぜひ、多くの方々にじっくりと読み進めていただきたい作品です。

★★★ Excellent!!!

この物語には主人公が大勢います。

もちろん「主人公」として位置付けられているのは、見習い騎士の少年、セステュ・クリスタル。彼が血のつながらない妹を、魔王軍にさらわれてしまうことから物話は始まります。


しかし登場人物たちが増え、彼らの人生や想いに触れる度、この物語はセステュと言う「主人公」だけではなく、この世界に生きるキャラクター全てを語る「物語」として広がっていくように感じました。

エピローグのタイトル通り、正に「それぞれの物語」です。
登場人物たち全てに命を吹き込んだ物語、だからこその結末、そして読了感。

絶対にお気に入りのキャラクターが見つかります。(一人だけとは限らないかも)
そして彼らと共に、是非この世界を冒険してみて下さい!

★★★ Excellent!!!

 ある日、妹の頼みで故郷を目指し、深い森に入った兄妹。そこで狼の群れに出会ってしまった二人ははぐれ、その別れが二人に課せられた大きな運命の始まりとなります。

 騎士見習いのセス、攫われてしまった妹リュナ、彼女を助けてくれた不死の剣士デュークに、森に馴染んだ少年シャル。翼持つ少女に、多くの謎を抱えた竜、そして魔王。読み進むにつれて、圧倒的な王道ファンタジーの世界が広がります。

 けれど、この物語に登場する魔王は、他の物語の魔王とは少し様子が異なります。なぜ彼が魔王と呼ばれるようになったのか。かつて魔王と共に戦った英雄の盟友ウィルダウと、セスにまつわる秘密とは。

 歴史物語であり、群像劇でもあり、けれど、最後まで読み終えたときに感じたのは、とてもシンプルな「誰かを大切に想い、救いたい」という愛の物語でもあったのかな、と感じました。
 愛と一口にいっても男女のそれもあれば家族愛、友愛など、その形はさまざまなのですが……。

 そうして緻密に作り込まれた世界観は、ともすれば硬くなりがちですが、若者たちの甘酸っぱい恋の様子や、ちょっと大人の恋愛模様もあり、ハイ・ファンタジーだけでなく、笑って泣ける、物語が好きな方すべてにおすすめの一作です。

★★★ Excellent!!!

 壮大な世界観と、時空を超えた素晴らしいファンタジー!
 まずはこの一言に尽きる。

 主人公のセスは由緒正しきクリスタル家出身の見習い騎士。『妖魔の森』で血の繋がらない妹リュナを攫われてしまい——。
 冒頭からワクワクする王道ファンタジーの展開と思いきや、もっと緻密に練られた設定と展開にアナタも度肝を抜くはず。攫われたヒロインを助けに向かうのか……と思いきや、どうやら妹は魔王軍にとっての秘宝とやらで??

 どこまでも善人で純粋な主人公セス、彼と旅の中で出逢う不死者の青年デューク、デュークのそばでふよふよ漂っている謎のフワモコ・フィーサス、猟師の少年シャル、そして吟遊詩人のアルテーシア。

 まだまだ魅力的な登場人物が沢山出てきますが、要所要所に解説も挟んであって読み進めている部分までを整理しやすい。
 一章読むごとに、分厚いハードカバーの壮大な物語を開いてしまったような満足感が味わえます。

 クロニクルというタイトルから想像できるように、その物語は世界の創世から混乱、現代、その真実から未来へと——。

 主人公のセスや皆の生い立ちや境遇もそれぞれ複雑で、一人では抱えきれないような運命の中をしっかり手を取り進んでいく姿には勇気をもらえ、読みながら応援し共に歩いて行きたくなるほど。

 悪が悪たる所以や、種族や国の諍いもどれも納得がいくほどに背景が練りこまれていて面白い。きっとアナタもお気に入りの一人(一匹?)が見つかるはず。

 竜の翼で空を舞い、人の足でしっかりと地上を踏んでゆく。
 何一つ、どの一文字すら無駄のない、それぞれが世界を構築する存在。

 果たしてセスは妹を取り戻せるのか?
 そして世界の危機はどうなってしまうのか。

 読み終わる頃には、アナタもこの物語がすごく大切な一つの世界として心に残っているはずです。さぁ、彼らと共に旅に出てみませんか??

★★★ Excellent!!!

拝読して一番に思ったのは作者様はファンタジーを書くということに置いてずば抜けたセンスがあるということです。
ファンタジー世界を構築する美しいネーミング、目裏に浮かぶ美しい自然の光景や町の描写、そして読み終えた物語が静かに手元から羽ばたいていく余韻。特にラストの一文にまでこめられた物語世界を人々の心に伝承させていくという思いを感じ、書き手とは本来そうあるべきかなと感銘しています。
ひと月と少し、肩までどっぷりとファンタジーに浸かりこみ、作品世界を満喫させて頂きました。

歴史も内容も実に緻密で細かく施されています。細かなディティールでその深い世界を作りあげることに成功しているのですね。そのように説得力のあるストーリーも素晴らしいのですが、わたしが一番共感を覚えたのは物語の着地点です。
神と竜と人と魔の共存がテーマの本作品は勧善懲悪もののストーリーとは一味違う読後の満足感を提供してくれます。
それぞれの種族がこの世界に意思と使命を持って存在し、そのバランス関係で成り立っているのですね。その多様性を持った美しき世界を存続させていくのだという作者さまの願いを感じています。だから我々も自らと違う者を認められる優しき人でありたいなと思いながら。
壮大な大地に生けるものたちが織りなす王道ファンタジーです。
とても読み応えがある作品です、おすすめいたします!

★★★ Excellent!!!

読了した後、ドッカーン(?)という濃いRPG系のFTを読んだ気分になりました。
好きだった「テイルズオブシリーズ」を彷彿とさせる読了感です。

王道冒険ファンタジー、と書かれていますが、まさにその通り。
砂漠のオアシスから天空世界まで、様々なところに読者を連れて行ってくれます。
主人公のセス君だけではなく、五百年間不死であったというデュークという謎の男、シャルというちょっとノリのいい猟師、ヒロインのアルテーシア、自称神官のレーチェルなどなど、魅力的なキャラが数多くいて、彼らの成長や変化をそれぞれ見守れる群像劇にもなっています。

しかし、魔王が妹にさらわれた!!という王道的な始まりでありながら、どんどんとその様相は話を読み進めると変わっていきます。
とくに〈幕間二〉で出てきたときの魔王、「これほどまでに魔王がかわいそうな状態でいいんだろうか……ちゃんとラスボスできるんだろうか……」と心配になったことを白状します。
でも、違っていた。
もっと複雑で深遠な物語が待っていました。ある話ではずっと泣いてしまったくらい。
私はある話で魔王が大好きになってしまったんですけど、その話ではわあわあ泣いてしまいました。

世界というのは善悪で分断されるのではないという強い意図を感じました。では真の敵はなんなのか、と提示されたとき、私は「おおお……」と唸りました。

作者の方が細かく設定画まで出しておられるくらいの緻密な世界観に、一筋縄ではいかない深いストーリーが展開されていきます。
がっつりとしたファンタジーを読みたい方にオススメです!!

★★★ Excellent!!!

クロニクルと名付けられるも、その言葉が実行されたと感じられる物語って実は多くないと思います。それを成すには主人公の周りのことだけでなく世界全体、さらには歴史を扱わなければならないからです。それらを破綻させることなく、そして広げた風呂敷をきちんと畳める構成力と文章力――それがこの『竜クロ』にはきちんと備わっています。畳むどころか、「そんな畳み方するの!?」と物語の新たな形を見せつけてくれたりもする、そんなサプライズが待っているのですから、これは読まない手はありません。

良家の生まれである少年が、突然連れ去られてしまった妹を追う――という、まさに王道な幕開け。その後は個性豊かな仲間たちと出会って絆を結び、気になる女の子とちょっとずつ距離を詰めては転び(笑)、自分の未来について考え、そして最後は自分たちが生きる世界についての真実を知ることになる……これだけで王道好きなみなさんはワクワクしてくるものと思います。ですが数多の物語を読んできた方ならこうも思うでしょう――「悪者をやっつけるだけの話なんて飽きた」と。

大丈夫です。何が大丈夫なのかはここでは語りませんが、この物語は王道でありながらもそのわがままな願望を叶えてくれます。悪者に一泡吹かせるだけの単純な快感よりも深い、優しくてもっと難しい愛にあふれたお話だと感じました。

ここまでを読むと、王道すぎて堅苦しいお話なのでは?と尻込みしてしまうかもしれません。けれどその点も大丈夫。明るい思考のキャラクターが多いので慎重な主人公をグイグイと押してくれ、さらには目まぐるしい事件の連続で退屈している暇もありません。国やキャラクター情報のまとめや補足も多く、難しいオリジナル用語に苦しむことがないのも嬉しいところ。何よりがんばっている少年少女たちがとても愛らしく、応援したくなっちゃうので読みだすと止まらなくなります!笑

飛竜や騎士といっ… 続きを読む

★★★ Excellent!!!

長き連載が終わり、エピローグまで読み終えました。
竜世界クロニクル、通称『竜クロ』。
一人の見習い騎士セスが攫われてしまった妹リュナを取り戻す為旅に出る。そしてそこからセスが出会い巻き込まれ立ち向かう世界の真実。

ある一つの危機からやがて世界の命運をかけた戦いに遭遇する王道のファンタジー。竜に神に魔王、読者の心を躍らせる設定が幾つも組み込まれ、その一つ一つが細かく深く設定されています、これは作者『はとしろ』さんの手腕だから出来ることです。
とにかく世界観の完成度が凄いのです! 有名なRPGを最初から最後までやりきった感動が読了後に味わえ感動しました。

立ち寄った街でヒロインや仲間と出会い絆を深める過程が手堅くじっくり書かれているのも素晴らしい、終盤まで読むと味方にも敵にも感情移入して応援していました。
レベルの高いファンタジーを読みたいと思う方は是非ともこちらの作品をお勧めします。
ハイファンタジーの傑作!! 異世界とはまさにこれだ! と、断言できる最高の一作です。

★★★ Excellent!!!

 世界の創世から現在までの時を巡る壮大な物語です。神々(竜たち)と人々の思惑が交差し織りあげられる歴史の中で、主人公たちは新たな時代の冒険譚を綴ります。

 まだ見習いの騎士でしかない主人公セス。血はつながらなくとも大切な妹リュナが攫われてしまい、彼女を取り戻すための冒険から物語は幕を開けます。

 その過程でたくさんの人物と出会い、交流し、セス自身に宿る秘密も明らかに。何者かの思惑に翻弄されながら国々は、人々は。更に登場人物の心や恋が彩り豊かに描かれ、濃厚。

 彼らと共に世界を冒険しながら、次々と謎を解き明かす物語は、まさに求められている王道ファンタジー。
 もふもふ系マスコットキャラが多数登場しますが、モフモフの正体に驚いたり、癒されたりも。

 過去が絡む複雑な構造の物語ではありますが、人物紹介や用語解説で丁寧にまとめられ、幕間に息抜きかつヒントになるエピソードが入って来る構成になっており、本格的なオリジナル設定のファンタジーは難しく感じるという方もとっつきやすいです。

 この世界の新たな歴史の目撃者になりましょう!
 作者さんによる美麗イラストも多数あり、イメージもばっちりです。

★★★ Excellent!!!

テンポのよいストーリーで、どんどん続きが読みたくなりました。
キャラクターが多く登場しますが、癒し系や能ある鷹は爪隠す系など、バラエティーに富んでいて、名前とキャラクターの個性がすんなりと入ってきました。
これからも魅力的なストーリーを読ませて頂ければ嬉しいです。

★★★ Excellent!!!

設定の緻密さ、キャラクターバランス、ストーリーの起伏、そして複雑な人物相関。どれをとっても丁寧に作り込まれており、世界と登場人物、動物達全てに、命の息吹を感じます。
また、明確な善悪が存在せず、登場するキャラクターそれぞれがみな、背負った業と信念を持って世界と向き合います。
主人公達は互いに互いを思いながら助け合い、敵対陣営は各々の思惑を抱きつつも、どこか人間臭い理由で互いに関係を築いていたりと、いずれの陣営も憎めないキャラクターばかりです。
また、歴史と主人公達の過去が絡み合う事で、物語の構造をより複雑で奥行きのある物にしており、読み応えがあり、考察も楽しめます。
ファンタジーとしての完成度が非常に高く、一見ガチガチの硬派にも思えますが、先述の通りキャラクターバランスがしっかりしているので、明るくお茶目な展開も用意されており、重苦しさは全く感じられません。
王道でありつつも、その括りの中で全てに最大限のこだわりを発揮した作品てす。
完結後にレビューをと思っておりましたが、一旦このタイミングで全力推しさせて頂きます!
最高にオススメの一作!!是非本日、お読み下さい!

★★★ Excellent!!!

ファンタジーとはこういう世界観だよなぁ……と思い出させてくれる作品です

攫われた妹を取り戻すべく、後を追う主人公セス。道中様々な種族の仲間に出会い、それぞれの過去や素性を知りながら絆を深めていく。まるで仲間を集めて世界を救うべく旅をする、昔ながらのRPGを彷彿とさせる世界観。個人的には大好きな世界観です!
キャラひとりひとりの秘めた力はそれなりに強いものがありますが、それは決して万能ではないし諸刃の剣的な部分もある。弱い部分も惨めな部分も曝け出していて、非常に人間味溢れる登場人物たちです。
悩んで泣いて苦しんで、それでも仲間に支えられながら立ち上がる。主人公だけではなく、彼を取り巻く他のキャラも同様に描かれているので、物語全体がとても生き生きとしています。

ストーリーはとても壮大。
完結したときには3部作くらいの長編映画を見終わったような感覚に陥りそうです。楽しみ。

とても丁寧でしっかりとした世界観で描かれる物語ですが、登場人物が生き生きとしているので、地の文多めでも読みにくいとは感じませんでした。

重厚で、でも優しく読みやすい王道のファンタジー。
彼らの仲間の一員となった気分で、一緒に旅を追いかけましょう!
(私は既にお気に入りのキャラに意識を乗せて楽しんでます♡)

★★★ Excellent!!!

 血の繋がりのない妹・リュナを魔王軍に攫われてしまった、見習い騎士のセス。
 彼はたった一人の妹を取り返そうと、偶然、森で出会った『不死者』デュークと漁師のシャルと共に旅をすることになる。
 旅の先々で仲間を増やしていくセスだが、妹の行方を探すうちに、魔王軍の真相と、彼に隠された秘密が明かされていく。

 涙あり笑いあり恋あり感動ありの王道ファンタジーです。
 メインカップルのセスとルシアがマジで尊いです。マジで!尊いです!!!!
 この作品の良いところは上記以外にもめちゃくちゃあるんですが、個人的に超良いと思うのはテンポの早さですね。
 無駄な話が一切無く、所々に撒かれた伏線がタイミング良く回収されているので、激アツな箇所の多いこと多いこと……。
 それに伏線からある程度ストーリーの展開が予想出来るところも楽しめるポイントだと思います。
 長文になりましたが、それくらい面白い作品です!
 ぜひご一読を!!!

★★★ Excellent!!!

森で妹を攫われた主人公セスは運命的な出会いを果たした不死者の青年、漁師の少年、兄を探す少女とともに妹を探す旅に出る。
こう書いてしまうとヒロイックな攫われたお姫様を救いに旅立つ勇者のお話といった風に見えますがちょっと違います。
セスには自分の中に自分ではない何かがいるのを感じているという秘密があり、攫われた妹リュナにも秘密があるのです。
散りばめられた謎と秘密が結びついた時、明らかになっていく真実。
ファンタジーでありながら、ミステリーの要素も兼ね備えたこの作品、単なる人と魔王の戦いではない裏がある世界の謎をあなたも覗いてみませんか?

★★★ Excellent!!!

最初は魔王軍にさらわれた妹を助けるための旅が、色々な出会いを得て、壮大になってきます。
仲間が増えていく様子は、ゲームのRPGのようでワクワクします。

過去の魔王が倒された経緯や、主人公のセスの中にいる謎の人物。
預言のような伝承(サーガ)など、そういうのが好きな方はぜひ読んでください。

★★★ Excellent!!!

一人の少年セスの妹、リュナが魔王軍に連れ去られる場面から始まります。
道中で出会うヒロインのアルテーシアも、双子の兄を連れ去られていることを彼は知ることに。

セスは妹を、ルシアは兄を取り戻すために。

出会った仲間達と行動を共にしていくうちに、物語は予想外の展開になっていきます。

歴史の紐を解いていくうちに、だんだんと見えてくる意外な真実に胸がわくわくする作品です。
恋あり冒険あり、そして作品中で描かれるバトルも迫力満点でとてもカッコいいです。
世界観もしっかり作られており、読みながら竜クロの世界に浸ることができます。

なによりお食事シーンがとっても魅力的に描かれており、とってもおすすめです。

セスは妹を、そして滅びに向かっている世界を救うことができるのか!?
今後の展開をとても楽しみにしています。

王道ファンタジーが好きな方、動物や幻想的な生き物が好きな方にはぜひ読んで欲しい作品です。

★★★ Excellent!!!

一人の少年が妹を取り戻すために……という王道の始まり方で、非常に入りこみやすいハイファンタジー作品です。

この作品は魅力的な人物が多く出てきます。
主人公は少年漫画のような真っすぐな性格をしていますし、魅力のある主人公に魅力のある脇役が絡まってストーリーが進みます。
読んでいくにつれ『推しキャラ』が出来ることになるのではないでしょうか。

また、この作者さんの作品に共通する特徴ですが、TRPGに精通する作者さんらしく壮大かつ緻密な設定があります。見えにくい部分でも手抜きが無く、作品から感じられる熱量がすごいです。
サラッと読んでも楽しいとは思いますが、じっくり読めばさらに楽しめることでしょう。

★★★ Excellent!!!

妹を攫われたことで、旅に出ることになった主人公・セス。
彼はその旅の中で、同じような目標を持つ仲間に出会い、世界の真実に触れ、己がこれまで疑いもなく信じていたものへ疑問を抱くようになる——
何を信じるべきなのか。
答えはまだ見えないけれど、彼は選ぶ。己の心に従って。

世界は広く壮大で、しかしそこで紡がれる物語は細部まで非常に繊細。
読み始めたら、しっかりと練られた物語の世界と、魅力的な登場人物たちに、たちまち夢中になること間違いなしです。
とにかく、腰を据えて読んでいただきたい物語です。
少し読むだけで、構成段階から丁寧に紡がれた物語であることが分かります。
ですから読み手も、真摯な姿勢で物語に臨みたくなってしまうのです。

先の展開が気になるだけでなく、世界の謎に迫りたくなったり、登場人物たちの恋愛模様が気になったり、とにかく一作で色んな楽しみ方ができる贅沢な物語です。
ハイファンタジー好きな方なら、誰もが好きになれる『竜クロ』を、皆さんも一緒に楽しみませんか?
推しをたくさん作りたくなってしまう素敵なキャラクターたちにも、ご注目ください!

★★★ Excellent!!!

Web小説の世界では希少となった(かもしれない)、転生や転移なしの王道ファンタジーです。
妹を取り戻したい主人公セスをはじめ、魅力的なヒロインのアルテーシア、引率の先生役のデュークなど、続きを見守りたくなる登場人物が固めています。
そして、試練に対するセスの熱量もさることながら、隅々まで作りこまれた世界観が、ストーリーを牽引します。
多くの方が言及されているように、本作の飯テロは世界にリアリティを与える描写の筆頭です。笑
王道洋風ファンタジーが好きな方に、ぜひおすすめしたいです。

★★★ Excellent!!!

第一章読了時点でのレビューです。
RPGを思わせる緻密な世界観や設定と、かっこいい召喚魔法、謎めいたレジェンドサーガ(伝承)など、大人も子供も憧れた世界がここにはあります。

この物語の世界観の素晴らしさは皆さんレビューで書かれていますので、本レビューでは魅力的な登場人物について記載させていただこうかなと思います。

まず主人公セス。彼の運命に立ち向かう熱い心とヒロインに恋する少年らしさは、まさに王道の主人公!
可憐だが芯の強いヒロインのアルテーシアや、皆のまとめ役である大人の男性デューク(素敵!)、やんちゃなムードメーカーのシャルなど個性豊かなメンバーが揃っております。
物語の途中で、天空人のレーチェルや上級竜族のクォームなど別の目的を持った味方もパーティーに加わりますが、それぞれ使える武器や魔法が違うのでバトルシーンが大変に面白いです。
一見登場人物が多いように思えますが、皆個性的でキャラクターがしっかりと立っており、また途中途中でキャラクターが(物語の邪魔をすることなく)人間関係や目的をまとめて話してくれるように作者が誘導してくれるので混乱することはありません。

また、魔王軍にも5人の魔将軍がいますが、こちらもそれぞれかっこいい!
敵側のキャラクターではありますが、ただの敵と侮るなかれ。
彼らにもしっかりと目的や人格があり、大変魅力的に描かれています。

第一章終了時点では、パーティーが分断し、別行動になります。
注目は魔王軍に残されてしまったヒロインアルテーシアの動向!
魔王とも繋がりのある彼女がどうなっていくのか、続きも期待しかありません。

世界観や設定が相当細かく練ってありますので、ファンタジー好きな方はぜひともご一読いただきたい名作です!

★★★ Excellent!!!

 ここにある多くのレビューが物語るように、本作品は確実に面白いのです。
皆さんのレビューを読み、うんうんと頷くことばかりです。
もう私の述べたいことは、皆書かれております。
そこで少し毛色を変えまして、アロカシス様の登場する「第二ノ鍵」を中心にご紹介したいと思います。

 そこのあなたっ、淡い恋心に飢えてはおりませんか? 私は飢えております。
そこでこの「第二ノ鍵」でございます。
まだ恋心かもどうか分からぬ、甘いムズムズする心の触れ合いが、ここに溢れております。

 そしてそこのあなたっ、美少年の成長する過程を、じっくりと堪能したくはありませんか?
様々な試練に立ち向かい、それでも前へ進もうとする強い意志を感じたくありませんか?
気高い少年の心がここにあります。

 そこのあなたっ、青く艶やかな色香を放つ、半人半魚のお姉さんに会いたくありませんか?
ここでウットリできます。

神々に翻弄される、少年少女の成長譚に浸れっ!

★★★ Excellent!!!

まだ途中ながら感想を。
丁寧な文章から綴られるは良質なファンタジー。
騎士、竜、魔王……そんな世界で暮らすセスティ。当初はそんな者とは無縁でしたが、義妹が攫われたことで旅立つことを余儀なくされる。
紆余曲折を経て集う仲間たち、立ち塞がる強敵、戦い覚醒し……ここまで言えばお判りでしょう?

貴方の胸を打つファンタジーがあります。

★★★ Excellent!!!

この物語には壮大なストーリーと深い歴史の設定など魅力が多くありますが、それらはすでに他のレビューでたくさん語られているので、少し違う点について書きます。

本作は主人公たちの旅の過程で様々な土地を巡りますが、各地で出てくる食事シーンが大変魅力的です。
身内のお手製料理から安宿や食事処での食事まで、いずれもしっかりと描写されており場面を華やかにしています。

ご覧の際は重厚なファンタジーの合間に挟まれるおいしそうな食事にも注目です。

★★★ Excellent!!!

初めまして。ご縁があり、この物語に出会いました。
更新分まで読み終えましたので、レビューさせていただきます。

王道ファンタジーのど真ん中を行く物語。さらわれた義妹を探す中で様々な仲間と出会い、立ちはだかる複数の強敵。そして主人公に隠された驚きの力とは。
まさに少年漫画のような展開の数々に、時間を忘れて読み入ってしまいました。

第二章も始まり、物語は更なる展開を期待させてくれます。ファンタジー好きなら手に取って間違いなしのこの作品。
他の皆さまも是非読んでみてください。

★★★ Excellent!!!

しっかり読書をしようと思った時、こちらの作品がおすすめです。チートやハーレムなど、そういったものは出てきません。
いわゆる王道をいくファンタジー小説です。

もうね、登場人物が魅力的なの!
主人公セス。囚われた妹を救うため、仲間と共に魔将軍という脅威と戦いますが、実は……。
ヒロインのルシア。彼女には兄がいますが、こちらも実は……。
なんて、多くを語るとネタバレになってしまいますね。
登場人物の一人一人にしっかりとした設定があり、それが物語できちんと活かされています。
他にも森で出会ったシャル、不死の体を持つデューク。
竜の化身オルウィと魅力溢れる登場人物の数々。

重厚なファンタジーが好きな人なら、絶対にはまる作品です!
読むべし!!!!

★★★ Excellent!!!

王道ファンタジーらしく主人公は最初は何も知りません。
しかし、物語が進むにつれ愛する者を奪われ、強大な敵と対峙し、多くの仲間と出会い成長していきます。

描写が丁寧なのでとても読みやすく、王道ファンタジーが好きな人はとても楽しめる作品です!
王道ファンタジー好きでなくとも、純粋にファンタジー作品として楽しめると思います。

また、作者さんが物語の世界地図や登場キャラクターのイラストも準備してくれているのでイメージもつきやすく、字だけではちょっと……と敬遠される方にも優しい作品です。

現在は第二章が始まったばかりですので、これから物語はまだまだ続くと思います。興味のある方は是非とも読んでみて下さい。

★★★ Excellent!!!

君は白銀の髪のセス――セステュ・クリスタルを知っているか?
魔王軍に浚われた義妹を救う為、魔王軍の領土へと旅立ったセスの行く手には魔将軍、火炎竜をはじめとする数々の強敵が立ち塞がり、そして覚醒を控えた魔王の影が絶望を誘う。されど活目せよ、忍ぶ影在れば、集う力在り! 秘密を抱えた少女アルテーシア、尋常ではない肉体をもつ魔剣士デューク、そしてセスの内より湧き上がる呼び声……仲間達と共に希望の道を切り開くヒロイックファンタジーの金字塔、謎が謎を呼ぶ、驚天動地の冒険譚、竜世界クロニクル - 約束の竜と世界を救う五つの鍵 –は現在、第二部『夢の子の章』が絶賛公開中! 遥かなる旅路の先を、君はまだ知らない。

情景描写が非常に活き活きとしており、読めば脳裏に光景が焼きつく、そんな素晴らしい作品です。『第二ノ鍵[1-1]目覚めた場所は』の街の空気はまさに圧巻でした。また『第一ノ鍵二十.覚醒する魔性』の戦闘シーンもお勧めです。是非是非、ご覧ください!

★★★ Excellent!!!

本作は貴族の子である主人公の青年が、不審な男に義妹を連れ去られてしまう。と、いうところから幕を開けます。
そこからいくつかの出会いを経て、徐々に仲間たちが集まります。
旅をする中で紆余曲折もありながら、やがてそれぞれの思惑は違えど大切な「何か」を助ける、あるいは見つけだす、といった目標に向かってともに歩んでいく、という王道展開で物語は紡がれていくのです。
そして彼らと対峙することになる「魔」という存在と、タイトルにもあります「竜」が世界のキーワードとなっているようで、これからの展開にそれらがいったいどのように影響してくるのか、続きも気になるところです。

また本作はキャラクターを大切に描いており、時に軽快に、時にロマンスを交え、彼らの背景や心情などを、丁寧な文章で彩ってくれております。それから、旅路を共にする動物たちの所作にも愛嬌がありますね。

星だけ投げておりましたが、一区切りを迎えられたところでレビューさせていただきました。。

★★★ Excellent!!!

緻密に作り上げられた世界観、そこで繰り広げられる王道の物語。

攫われた妹を取り戻すために、主人公は仲間と共に旅に出る。

数々の出会いが彼らの旅にどんな影響を及ぼすのか、旅の先に待ち受けているものとは?

読む手が止まらない、堂々たるハイファンタジー作品。

ドラゴンや魔法が好きな人は、一読の価値あり!

★★★ Excellent!!!

炎の熱さ、火の海……。
謎の気になるプロローグから物語が動き始める今作品。
主人公の見習い騎士、少年のセステュを中心に魔法や戦闘シーンに、モフ要素あり!?の展開に、読者は思わず二度も振り返りたくなりそうな、そんな細かな描写に驚くことでしょう。

細かな設定や物語の内容は、ネタバレなので語らないですが数々の出会いがどういう物語をこれから紡いでいくのか、期待が膨らむ人がどんどん増えるのは間違いないです!

異世界ファンタジーが大好物な方、それにモフ要素も加わったら最強なのでは!?
どんどん想像が膨らむ展開にワクワクが止まりません。
ぜひ、ご覧下さい!!